親と子に捧げる音楽劇
角田茉瑳子原作「ゆきと弥助―紙すきのうた」より
―プロローグとエピローグのある3幕8場―
紙すきのうた
岐阜で行われる音楽劇に美濃市の子どもたちが「村の子供たち」として出演することになりました。
大人については、昨年上演したときとほぼ同じメンバーなのですが、「村の子供たち」は全員、今回が初演となります。週1回のペースでは延べ練習時間は知れたものでしたが、大人に負けない舞台だったと思います。
私は計画段階で以前の舞台系上司から“子どもたちが舞台に出るサポートをしてほしい。舞台のことをわかってる人が適任だから。まず岐阜市民会館で顔合わせがあるから行ってみればわかる。”と声をかけられて具体的なことは何も知らないまま出かけました。その時同行した練習ピアニストとも初対面。お互いに猫かぶって顔合わせを済ませ、それからは子どもたちだけの歌唱練習に立ち会うだけの日々でした。
歌唱練習では舞台のスキルを活かすシーンもなく、その後数回の岐阜市民会館での舞台稽古に行っても舞台スキルを発揮できるようなことはなく騒々しい子どもたちのコントロールはママさんグループのほうが適任(あたりまえ)。ますます自分の居場所がわからなくなっていました。
子どもたちの合唱部分の楽譜しか渡されておらず、岐阜での舞台稽古に行っても子どもたちのシーンだけの立ち合い。自分の不勉強もあって全体のストーリーがわからない状態だったのでそれもモチベーションを下げる原因だったのかも知れません。
でも最後の最後、総練習-ゲネプロ-本番とタイトなスケジュールになってくるとやっぱり時間を区切った行動はママさんたちより私のほうが慣れているしドタバタしてもあわてないスキルはやっぱり保持していたようです。なんとか無事に終演して達成感がありました。
- 開催計画
- 行政がからんでいますので、何かとコむずかしい文書があったりします。
- 練習のようすその1(美濃の子供たち)8月26日
- 岐阜市民会館でのようすです。
- 練習のようすその2(美濃の子供たち)10月18日
- 小1から小6まで19人、どうなっていくのやら。
- 練習のようすその3(美濃の子供たち)11月1日
- 初めて本番の舞台となる未来会館長良川ホールで練習しました。
- 練習のようすその4(美濃の子供たち)11月22日
- 舞台装置も組み終わり、総練習。
- ゲネプロのようす(美濃の子供たち)11月24日
- きょうはゲネプロ。非公式公演とはいえ、衣装も化粧も舞台も照明も音響も本番どおりの進行です。
- 本番です(バックステージ)11月25日
- さぁ本番。もう舞台写真を撮ってもゲネプロと同じ画像だし、大人のキャストの写真じゃ担当範囲をはみだしてしまうので、舞台裏の通路を撮ってみました。
- パンフレット
- 来場したお客さまに配ったパンフレットです。
- 本番が終わりました(打ち上げ)11月26日
- 終わった。無事に終わった。舞台全体としてはいくつか小さなトラブルもあったみたいだけど、子どもたちはちゃんとしてました。
- 写真展&ミニコンサート
- 4月下旬、岐阜ふれあい会館でのできごとです。