未来会館での練習
(11月1日)
やってきました未来会館の長良川ホール。本番はここで2回公演を行います。土曜日のソワレと日曜日のマチネー。カレンダーも11月になっていよいよって感じです。
こんな写真を見ても岐阜市民会館とあまり変わってないように見えますが、客席はけっこう急な1スロープだし、舞台もやや狭く、両袖のフトコロがもっと狭いので、出待ちの時間が難しくなりそうです。
写真中央の後ろ向きの人が弥助役の井上先生。リハスタートにやや遅れてきて、着替える時間がなかったのです。背広姿でショイコを背負うって、とってもヘン。左端がゆき役の篠田先生です。画像から半分切れててごめんなさい。
弥助さんを囲んで歌っている場面ですが、けっこう子どもたちなりにバラけて位置できるようになったと思います。でもこうやって演技のほうが上達してくると、歌うことがついおろそかになってしまいます。歌声まで録音したものをPAしてるのでしかたのないことなんだけど、やっぱり舞台の上の人物から声が聞こえてこないと不自然になるんですよね。登場前に必ず舞台袖で“しっかり声を出して”と注意しているのですが。
弥助さんも着替えてきて、それらしい雰囲気。小道具は持ってこられても装置は仮組みもできず、舞台にテープを貼って見当をつけています。手前の3人はちょっと座る位置がおかしいような気もしますが、それは22日の通し稽古にならないとわかりません。
客席の最後列から見るとこんなに俯瞰になります。子どもたちが弥助に草の実をもらってうれしそうに食べている場面です。もうちょっと楽しげに話をしているようなしぐさをアドリブでやってくれないかなぁ。
左の写真はみこしの花ができあがって喜ぶ場面。手前に置いてあるのは、紙すきの“漉き舟”です。美濃判(裁断してB4になるサイズ)の道具のようです。右の写真のように大人と一緒に登場するだけとか、通りすぎるだけの出番もいくつかあります。これはゆきの花嫁姿を見に来た近所の村人たちなんで、子どもももうちょっとのぞき込むしぐさがほしいですね。
いつもの合同練習のときは子どもの出番がすんだところで先に帰っていたので、ゆきの婚礼の場面は初めて見ました。6時30分から始まって終わったのが9時15分。本番と同じ2時間45分の練習でした。子どもにこの時間ががまんできるでしょうか。