ついに本番(1日目)
(11月25日)
開場前に舞台正面から撮影。ほぼこれが基本仕込みになります。あとは下手半分に紙すき小屋が建ったりします。この写真ではまわりに木立があって、長瀬村に続く山道のシーンということです。紙すき小屋がでてくると、おなじ道が長瀬村の道になります。
この3枚は舞台裏の廊下です。上手下手への通路ですが、机の上には小道具がいっぱい。総練習、ゲネプロ、本番1日目は自分の小道具をきちんと元のところに戻しておかないと次の日にとんでもないことになります。中央の写真の正面に写っているのは舞台下手のドア。つきあたりにはキャスト用にお茶が用意してあります。お茶のついでに立ち話をするキャストが多かったためか、本番2日目にはこのドアに“ここでの話し声はすべて客席に聞こえます。”と注意書きが貼られていました。右の写真の手前のほうに置いてあるのは“蓑”。嵐の場面でつけますが、大人合唱団のほとんど全員が着けるので嵐の場面の直前はこの廊下も嵐のような状況になります。
小道具ではなくて装置の一部なんだけど、手で運べるものは小道具と一緒に廊下に並べられています。机の左端に台本がのっていますが、舞台でカンニングするためではありません。廊下にいるスタッフが置いただけだと思います。机の右端の紙コップもスタッフのものでしょう。でも万一この机がこのまま舞台に出されたときの事を考えると、こういう場所に置くのは厳禁事項です。