−2003年−


2003年収納
『The Lord of the Rings The Motion Picture Trilogy Soundtrack』
(NEWLINE CINEMA)
★★12月8日
 US限定版として発売されたサウンドトラックCDセットである。
3部作のCDが1Boxに収められているという製品。
 CDの中身は他に発売されているものと違わないが、なにしろ値段が安い。(私がAmazonで予約したときは5000円ぐらいしたはずだが、今日確認してみたら3000円台になっていた…)
 また、これまで発売された3枚のCDにそれぞれ6種類のうちの1種類ずつ封入されていたオリジナル・カードが、残らずついているという特典つき。つまり、「FOTR」版6枚&「TTT」版6枚&「ROTK」版6枚、計18種類のカードがこのセットを買うだけで全部そろうようになっているわけだ。
 という次第で、このセットは「今までサントラを1枚も買わずに我慢してきた人」或いは「カードを全種類集めないと気がすまない人」向けにぴったりの一品なのだ。

BARBIE Doll and KEN Doll as Arwen and Aragorn in The Lord of the Rings : The Return of the King』(Mattel)★★1 2月1日
 「Barbie COLLECTIBLES」というバービー人形コレクター向けシリーズの中のひとつ。バービーがアルウェンの、ケンがアラゴルンのコスチュームを身にまとっているという趣向だ。見事なほどに映画完結編のネタばれになっているので要注意。コレクター向けというだけあって、作りは非常によく、値段だけのことはあると感心。特に衣装の質感は抜群である。
 しかしながら…と思う。50年近い人生の中で初めて自分のために「お人形」を買ってしまった私の明日はどっちだ?

『オリジナル・サウンドトラック ロード・オブ・ザ・リング/ 王の帰還』(ワーナーミュージック・ジャパン)1 1月27日
 映画の公開は前作までと変わらず他の多くの国より圧倒的に遅いくせに、なぜかサントラ盤の発売だけは他に先んじるという不思議の国ニッポン(^_^;)
 例によって楽曲のタイトルだけでどんな場面が映画本編に登場するかが想像できるという仕上がりになっている。「公開が遅い分、早い段階で内容の予想ができるように」という温か〜い配慮が感じられて哀しい。とはいえ、ラストに間違いなく「あのシーン」が入っていることが確認できて一安心させられたことは 否定できないが。
 これも例によって、ランダムに1枚カードが封入されている。私のものは「片面がメリー&ピピン、もう片面がギムリ」というものだった。けっこう渋めの1枚か?

『 映画オリジナル 旅の仲間ジッパーホルダー(映画前売り券購入特典)11月15日
 日本ヘラルドは今年の8月、「日本での公開まで」半年以上もあろうというのに
、早々と前売り券なんぞを販売し始めた。その当時からなんだか嫌な予感がしなくはなかったが、やはりというか、当然というか、11月の初めから「前売り購入特典第2弾プレゼント」なんていうのを開始しやがった。それが、このマゾムである。商業主義に乗っかるのはいささか悔しかったけれど、ここまで来たら買わないわけにはいかない。
 当初は前売り券を2枚だけ購入し、とりあえず保存用をひとつ確保すればいいと思っていたのだが、気がつけばなぜか4個が手許に…。
 嗚呼、これで前売り券の枚数は14枚。たぶん、パートナー氏と共に鑑賞することになるだろうから、計7回分。なーに、「FOTR」を都合10回、「TTT」を9回も劇場で見たんだし、これぐらいの枚数を消化するのは簡単さ。なんて書きながらも、第3部がとんでもない駄作だったらどうしようかという不安は募る一方だ。なんせ、最近もたらされた情報では、「あの方」の登場シーンが全てカットされてしまったらしい。物語の整合性はちゃんと保たれているのだろうか?

 実は最近、我が家にはもうひとつとんでもないマゾムが到着している。ある意味、我が夫婦を確実に滅びの罅裂に導くであろう代物だ。とはいえ、他の方にとってはマゾムでもなんでもない品物なので、ここに取り上げるのは遠慮しておくが…。

THE LORD OF THE RINGS BOOK AND BOOKENDS GIFT SET』(HOUGHTON MIFFLIN)10月26日
 
『指輪物語』原書の一冊本とブックエンドがセットになったものである。
 このブックエンド、一方が「袋小路屋敷のドアを杖で叩くガンダルフ」、もう一方が「ドアの内側から様子を外の窺うビルボ」をかたどったものになっているという逸品である。
 映画の便乗物としては出色のできばえといっていい好企画だろう。Amazonでインターネット・ショッピングできるので、入手も容易。お金に余裕がある人なら、文句なく「買い!」の一手。唯一の弱点は、外箱(けっこう綺麗なんだが)が滅多矢鱈にドデカイことだ。またまた置き場所に困りそう……。
 そういえば、袋小路屋敷の原語表記は「Bag End」。ひょっとして「BOOKEND」との語呂合わせを意識してるのか?

『ツカノライン/B747―400 エアニュージーランド「ロード・オブ・ザ・リング 」』及び
『ツカノライン/B767―300 エアニュージーランド「ロード・オブ・ザ・リング』
(ツカノライン)★★★9月6日
 
ブームに乗ってニュージーランド航空が実際に就航させた航空機の模型である。前者にはフロドとサム、後者 にはアラゴルンとアルウェンのイラストが、それぞれ機体にペインティングされている。基本的に金属製でディテールまできちんと再現されている。サイズは20センチ以下と全く邪魔にならない大きさだ。
 日本国内でいつごろから売られていたのか分からないが、知人からの情報で手に入れることができた。現在、のりもの倶楽部のサイトからオンラインショッピングすることが可能である 。個数限定のようなので、欲しい方は早めに手を打たれることをお勧めする。ただし、それぞれ8568円と4704円と、かなり値が張る。それなりの覚悟が必要なマゾムである。
 下の画像の奥が前者(ボーイング747)、手前が後者(ボーイング767)である。

 

『ロード・オブ・ザ・リング - 「旅の仲間」:旅の仲間ギフトパック』(TOY BIZ)★★★★8月17日
 
楽天市場アット市場で昨年の年末あたりから予約を募集していたフィギュアのひとつである。今年の初めに注文を入れていたのだが、7か月も経ってようやく届いた。予想以上のオファーがあって、対応し切れなかったらしい。正直言って、注文したのすら忘れかけていたところだった。まあ、当方としては入手できれば何の問題もない。現在は完売状態 のようである。
 さて、パックの中身はというと、「旅の仲間」9人のフィギュアが1揃い漏れなく収められているという定番のもの。おまけとして「一つの指輪」も同梱されている。フィギュアの造形は映画キャラクター準拠で、なかなかよくできていると言ってよいと思う。ちゃんと映画でおなじみの並び順になって収められているところも憎い。小馬のビルがいないのが残念といえば残念。もうひとつ、あまりにも立派なパッケージに収められているために置き場所に困るという点も問題ではある。

『 映画オリジナル携帯ストラップ6種(映画前売り券購入特典)★★★★8月17日
 8月2日発売開始となった前売り券のおまけである。気合いを入れて、初日の朝一番で購入してきた。図柄の人選に疑問の残る6種類ではあるが、マニアとしては全部そろえないわけにはいかなかった。ちなみに、私はノーマルの前売り券を6枚とペアチケットを2セット購入したので、余分に2個手に入れることができた。選んだのはもちろん「ゴラム」である。
 後で聞き及んだところによると、思いのほか猛烈なスピードで売れたようで、おまけのほうが品切れになってしまった劇場もあったらしい。初日にだけ配布された「イライジャ・ウッドに会える」とかなんとかの応募ハガキの効果は絶大だったようだ。そのハガキに関してはミョーなトラブルが発生していたが、これ以上何も言うまい。
 インターネットオークションでは、前売り券発売開始直後からストラップ
やらハガキやらが法外な高値で取り引きされていた。明らかに投機目的で「買い占め」を行った輩がかなりの数存在していたという証拠だが、これが興行側の自作自演だったりしたら大笑いである。

『「ロード・オブ・ザ・リング」 バトル・ゲーム ― 中つ国編 ― 第4号』(デアゴスティーニ・ジャパン)★★★★8月17 日
  下のシリーズの第4弾。今度はマニュアルとウルク=ハイのプラスチック製フィギュア10体付き。
 テスト販売は予想通り不調に終わったらしく、筋書きどおりの休刊号――実質的な廃刊号である。こんなアヤシゲなものにこれ以上付き合わなくてもよくなったということで、いささか安心。実際全く売れていないようで、私が購入した7月の末から2週間以上経っ た昨日、同じ本屋に行ってみたところ、購入時と同じ数だけの在庫が残っていた。ひょっとして、買ったのは私ひとりか?

『「ロード・オブ・ザ・リング」 バトル・ゲーム ― 中つ国編 ― 第3号』(デアゴスティーニ・ジャパン)★★★★7月20 日
  下のシリーズの第3弾。今度はマニュアルと水性アクリルカラー1色(赤)にフロドのメタルフィギュアが1体だけ入っていて1190円。いくらメタル製とはいえ、この値段はいささか高過ぎる気が…。
 で、下の追記で述べた「地域限定テスト販売」という情報なのであるが、どうやら神奈川県でテスト販売されているものとは商品名も内容も異なっているらしいことが分かってきた。同じなのは、発売元がデアゴスティーニであるということだけのようなのだ。それに、我が家の周辺(岐阜県可児市)でこの製品が売られているのは購入した1店のみ。いったいどういう範囲で売られているのだ?全く謎である。

『「ロード・オブ・ザ・リング」 バトル・ゲーム ― 中つ国編 ― 創刊号&第2号』(デアゴスティーニ・ジャパン)★★★★7月5 日
 いつの間にかこんなものが本屋で売られていた。「GAMES WORKSHOP」社から発売されているこのシリーズを隔週発売の形式にして一般書店で売り出したものらしい。たまたま創刊号と第2号が並んでいるのを見つけて衝動買い。
 創刊号にはゴブリンのゲーム解説及びフィギュアのペインティング法が書かれたマニュアルとゴブリンのプラスチック製フィギュア12体、水性アクリルカラーが4色(黒・緑・茶・銀)、それに絵筆が1本付属して特価590円(税込み)。
 第2号にはマニュアルとエルフ及びマン・オブ・ゴンドールのプラスチック製フィギュアが合計12体、それに水性アクリルカラーが4色(白、青、金、肌色)がセットになっていて1190円。
 どっちにせよ、フィギュアにペインティングするなんて芸当は私にはできないから、またもや死蔵することが確定である。
 少なくとも第4号までは発売されそうだが、いったいいつまで続くのやら。
追 記(7月8日)

 とあるサイトの掲示板を覗いていたところ、この本(?)についての情報が書き込まれていた。この製品、どうやら地域限定テスト販売の最中で、たまたま私の住んでいる地域がその対象になっていたということらしい。発売から3週間も経っているというのにそれらしい情報をネットで見かけなかったはずだと納得。と同時に、果たして第3号が出るかどうか――ひいては、正式販売ということになるかどかうも怪しい気がしてきた。売れているような雰囲気ではなかったもんなぁ…。

『TOLKIEN CALENDAR 2004』(Harper Collins刊)★★★25日
 2004年度版カレンダー。イラストを担当しているのは2002及び2003年版と同じくテド・ネイスミス。 予定通り「王の帰還」 から題材をとっている。トールキンカレンダーもかなり手に入れたが、今回は初めてAmazon.com.jpを利用して購入した。注文するときには、昨年度までと比べて値段が異様に安いため「違うシリーズなのではないか?」と疑ったりしたのだが、ちゃんと同一のシリーズだった。要するに大量生産でコストが安くなったということだろう。買う身にとってはありがたいことである。

『TOLKIEN DIARY 2004』(Harper Collins刊)★★★25日
 2004年度版ダイアリー。恒例に従い、使われているイラストはすべて上のカレンダーと同じ。

『「ロード・オブ・ザ・リング」 レンタルビデオ&DVD宣伝用ポケットティッシュ』(ニューラインシネマ?)★★★6月1 日
 今さらながら、ヘンなものを手に入れることができた。おそらくは去年の夏ごろにビデオ・レンタル店あたりで配布されていたものだろう。そういうところへ出入りする習慣がないもので、こんなものが存在していたことすら知らなかった。つい最近になって、たまたま知人が持っていたやつをパートナー氏が拝み倒して頂戴したものである。ということは、今年も「二つの塔」版が出る可能性がある。たまにはレンタルショップに足を向けなければいけないということだ。やれやれ。

『ロード・オブ・ザ・リング フィギュアコレクション 〜旅の仲間〜 ブロンズ彩色仕上げ9種セット』(YUJIN)★★★4月19日
 いわゆるガチャポン玩具のシリーズである。実際のところ、かなり以前に発売の情報だけは知っていた。しかし、10回や20回挑戦したところで全種が揃うはずがないのは分かっていたため、とりあえずパスしていた。
 
まあ、ガチャポンの「何が出るか分からない」というギャンブル要素も捨てがたいものの、こういう金のかかる道楽は「カード」だけにしようと考えていたのも正直なところだ。

 ところが今日、たまたま出かけたホビーショップで、コンプリートセットが2100円という価格で売られているのを発見したのだ。「フル彩色仕上げ」というのも2000円で売られていたが、「ブロンズ彩色仕上げ」のほうが好みだったので迷わず購入。コレクターとしては明らかに邪道だけどねぇ。

『「ロード・オブ・ザ・リング /二つの塔」限定版トレーディングホビーカード(ホビージャパン)★★★3月25日
 悪魔のトレーディングカード再々降臨。いわゆる「限定版」である。
 内訳としては18種類のカードが存在するのだが、それぞれノーマル仕様とメタリック仕様とに分かれており、実質的には36種類ということになる。当然、メタリック仕様はレアで、1パック(各6枚入り)に1枚ずつしか入っていない。私は一気に4BOX(1BOXに8パック入り)を購入し、狙い通りにコンプリートを達成した。
 なお、
ホビージャパンのHPでは、一応400セット限定販売となっているが、本当のところはどうだか分からない。「限定」という言葉に弱いマニアの心理を突いたあざとい商売である。まあ、私は既に「毒を食らわば骨まで」の心境なんだが。

『「ロード・オブ・ザ・リング /二つの塔」テレホンカード(ホビージャパン)★★★3月25日
 上のトレーディングカードを買うついでに入手してしまったもの。「オルサンクの塔から自分の軍勢を見下ろすサルマンの後ろ姿」という、ファンにとってはつい手を出したくなる一品である。

AT DAWN IN RIVENDELL SELECTED SONGS AND POEMS FROM THE LORD OF THE RINGS』(THE TOLKIEN ENSEMBLE & CHRISTOPHER LEE 、L.A.G RECORDS)★3月14日
 その存在だけは以前から知っていた「
THE TOLKIEN ENSEMBLE」のアルバム。これが3作目であるらしい。さしたる理由もないままに今までは入手を見送っていたが、今回ばかりは迷わず購入を決意した。なにしろ、かのクリストファー・リーによるトールキンの詩の朗読が収録されているのだ。どうしたって映画のサルマンのイメージと重なって聞こえてしまうので、なんとも不思議な気分にさせられること請け合い。原作ファンにも映画ファンにもお薦めの1枚である。

ロード・オブ・ザ・リング QUIZ1000(クライヴ・ギフォード著、二見書房刊)★3月5日
 なんというのか、どうしようもないほどの便乗出版物なんで、こちらのページに収めることにした。内容は、簡単な問題からとんでもない問題まで取り揃えた『指輪物語クイズ集』である。
 しかし、全くもって許しがたい本だ。なにが気に入らないといって、本書のカバー裏表紙部分の下部に記された一文がひどいのだ。
 曰く、
「本書はトールキン財団、およびニューライン・シネマとは一切関係ありません」
 それならば、少なくとも「ロード・オブ・ザ・リング」という題名はないだろう。これがまた普通の状態なら「帯」の下に完全に隠れてしまう位置に印刷されているというせこいイカサマまで施されている始末。開いた口がふさがらないとはこのことである。(ま、問題が解けないことに対する腹いせもあるんで、悪しからず。)

月刊MOE4月号(白泉社)★3月3日
 フロドの思いつめた瞳に惹かれて、結局購入したこの雑誌。内容のほうは、やはりそれなりである。まあ、「しばわんこの和のこころ」が載ってるから許すが…(^_^;)

『「ロード・オブ・ザ・リング /二つの塔」トレーディングホビーカード(ホビージャパン)★★★3月1日
 悪魔のトレーディングカード再降臨。
 当然のことながらこれの続編。
 今度のバージョンはノーマルカードが72枚、スペシャルカードが9枚というのが内訳となっている。スペシャルカードの封入率は3パックに1枚。確率論的には2BOX(1BOXに15パック入り)も買えば、全部揃えられる可能性もあるわけだ。
 スペシャルカードが今回の倍もあったうえに、その封入確率が6パックに1枚だった前回に比べれば「一見」良心的な設定になったように思える。実際のところ、私は3BOXを一気買いしてあっさりとコンプリートを達成してしまった。だが、これが甘い罠であったことにすぐに気づかされた。
 このカードの「限定版」なるものが追加発売される予定があり、そちらにこそ真の意味でのスペシャルカードが収録されているようなのだ。結局また金を使わされる羽目に陥った私を、パートナー氏は冷たく見放すのであった…。

映画関連アイテム つらぬき丸型ペーパーナイフ』(ニューラインシネマ)月22日
 
公開初日記念鑑賞のついでに購入してきたもの。1200円というお値段はいささか高いが、なんとなく「つらぬき丸」そのもののデザインが好きだという理由で手許に置いておきたくなった次第。 商品名のとおり実際ペーパーナイフとして役に立つかどうかは定かではない。ま、コレクターズアイテムだからよしとしよう。

『 キンダーサプライズのおまけフィギュア8種(江崎グリコ)月18日
 
映画「二つの塔」とタイアップした商品のひとつ。エッグチョコの中にランダムにフィギュアが収められているといった趣向になっている。
 フィギュア8種の内訳は「フロド」「サム」「メリー&ピピン」「アラゴルン」「ギムリ」「レゴラス」「アルウェン」「ガラドリエル」。何故「ガンダルフ」が存在しないのかは定かではない。
 お世辞にも出来がいいとはいえないフィギュアなのであるが、全部並べてみるとそれなりに壮観。最大の難点は肝腎のチョコレートが美味しくないということだ。前年の「ブルボン」チョコは結構うまかっただけに、余計に残念な気がする。
 なお、これらのフィギュアを集めるに際しては、私自身は全く苦労をしていない。以前からたいへんお世話になっている方からセットで譲っていただいたのだ。それではあんまりだからと1箱だけ(エッグチョコ2つ入り)を買った際には、「メリー&ピピン」が連続して出てしまった。我が家ってこういうものにはとことんついていないのである。

ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔 コンボ・セット』の空き容器(各シネコンのフードショップにて購入可能)月15日
 
「二つの塔」仕様のポップコーンとコーラが、専用のボックスに入っているという、究極の便乗商品。謎のおまけ「光るリングネックレス」がついて6 50円。先行上映を見に行ったシネコンにも置いてあったので、ついつい手を出す。
 ただし、映画鑑賞中に飲食をしない主義の我々にとって中身は無用の長物。(それに、そんなもん入れてもらったら汚れちゃうしね(^_^;)
そこで、我がパートナー氏の必殺「蛇の舌」攻撃が炸裂。
「中身いらないから、
空き容器だけ2つくれない?」
などというオソロシイ台詞を口にできるのはあんただけだと思うぞ、私は。だが、白のガンダルフに守られていたらしい店員さんにあっさり撃退されてしまった「蛇の舌」氏。それでも、当然1セットを中身なしで買ってくるところがコレクターの王道を歩もうとする者のたしなみというべきか。
 その後の私たちの台詞
「あんなことすると、きっと店員さんたちの間で話題になるよな。『なんかヘンな客がこんなアホなこと言ってきた』とかなんとか…。ひょっとしたら伝説になるかもしれない。」
に対する「蛇の舌」氏の切り返しがすごかった。
「いいのよ、『伝説は神話となる』んだから。」
 恐れ入りました…m(__)m

映画関連アイテム各種』(ニューラインシネマ)月15日
 
先行上映鑑賞のついでに購入してきたもの。内訳は
・キーホルダー
・ブックカバー(文庫用)
・ポストカードセット
・クリアファイルセット
・限定番号つきトランプセット
 いい加減にこの手の商品に手を出すのをやめないと、それこそ破産してしまいそうだ。
 ひとつ付け加えておきたい。最後に書いたトランプセットであるが、これはたぶん、
こいつと同じ商品。外箱だけを「The Two Towers」のものに差し替えただけの在庫処分のようだ。騙されて買ってしまった自分が情けない。ま、おかげで心置きなく開封できそうだが…。 

『The Lord of the Rings The Two Towers パンフレット』(松竹株式会社事業部)月15日
 映画パンフである。今度のコメンテーターは前回と比べりゃまともだったようだ。だけど、ナズグルの乗り物ってワイバーンだったんですか、押○守さん?

PS2版ゲーム ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔』の吊り広告 小型バージョン(非売品)★★★★★月15日
 例によって、某大型家電チェーン店のゲーム売り場――ただし、下のものとは違う店舗――で手に入れたもの。
下部に切り込みが入っていて、形としてはこちらのほうが好みである。(というか、最初に実物を見つけたのはこちらが先だったのだが。)
 もちろん、入手までにはいろいろと紆余曲折があった。しかし、ちゃんと商品も買ったということで許してください。

PS2版ゲーム ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔』の吊り広告(非売品)★★月2日
 
他に説明のしようのないアイテム。ある意味とんでもなく貴重なマゾムである。
 なんでこんなものを入手できたかについては、こちらを参照いただきたい。

『プレミア日本語版3月号』(アシェット婦人画報社)★1月24日
 
「二つの塔」の日本公開が迫ってきて、マスコミでもそろそろ取り上げられ始めている。映画雑誌各誌はそれぞれに特集を組む気配である。その中では、とりあえずこの本を買っておけば十分といった感じ。
 綴じ込み小冊子形式の特集とヴィゴ・モーテンセンのインタビューがおいしい。
 p48では、なぜかずっと前の号と同じく「馳夫」に「はやお」とルビが振られている。これはもう確信犯か?

※以下の10点(1月6日付けのもの)は、「ニュージーランド映画鑑賞旅行」で手に入れてきたマゾムである。
BILBO'S LAST SONG』(Hutchinson刊)
★★1月6日
 日本では岩波書店から出版されている『ビルボの別れの歌』の原書。私が購入したのは、2002年に装丁を改めて出版されたもののようである。小ぶりのサイズではあるが、ハードカバーで美しい装丁。 内容についても、文句なく「泣ける」本であることを保証できる。

THE LORD OF THE RINGS LOCATION GUIDEBOOK』(IAN BRODIE著、HarperCollins刊)★★1月6日
 
タイトルから想像できるように、映画のロケ地を紹介した本である。出版元であるHarperCollinsはイギリスの本家ではなく、ニュージーランド支社らしい。
 ピーター・ジャクソン監督による前書きが付けられていたり、出演者のコメントがあったりするだけでなく、収められている写真の中にアラン・リーが撮影したものや(1枚だけではあるが)ヴィゴ・モーテンセンの撮影したものまで含まれていて、映画ファンならば手許に置いておきたくなること間違いなし。

THE LORD OF THE RINGS THE TWO TOWERS Stamp Set』(New Zealand Post発行)★★1月6日
 
前作のときは手に入れ損なってしまった切手セット。切手には40セント、80セント、90セント、1ドル30セント、1ドル50セント、2ドルの6種類がある。ばらのものと6枚セットのもの、さらにはそれらを封筒に貼り付けて12月4日の消印(発行日らしい)を押したものなどが収められている。日本でも購入できるが、値段のほうはかなり高くつくはず。
 ついでに封筒だとか、ばら売りの切手なども何枚か買ってきた。なんだか「スペシャルエディション」だとかいうものも売られていたが、いささか高価過ぎたのでパス。

Hobbitonのキーホルダー』(Rings Scenic Tours主催者製)★★★★★1月6日
 
Matamataで12月から催行されている「ホビット村映画セット観光ツアー」の主催者が、唯一販売しているお土産である。ニューラインシネマからのお達しで「関連商品を濫発しない」ことになっているそうで、お土産を作りたくても作れないというのが本音のようである。このキーホルダー自体も、木片に「Hobbiton Matamata New Zealand」の焼き印が押されただけの質素なもの。そのほうが、逆に味わいがあってよかったりするのだが…。

Rings Scenic Toursのチラシ』(Rings Scenic Tours主催者製)★★★★1月6日
 
なんのことはない。上のツアーのチラシである。Matamataの観光案内所に置かれていたものを10枚ほど手に入れてきてしまった。

Hobbiton Movie Set 入場券の半券』(Rings Scenic Tours主催者製)★★★★1月6日
 
もちろん、タイトルどおりの意味の代物である。この半券には通し番号らしきものが振られていて、私たちの番号は01038と01039であった。素直に考えれば、通算の参加者数を指していることになる。1か月で1000人って、多いのか少ないのか?

Hobbiton Movie Set OFFICIAL TOUR GUIDE(Rings Scenic Tours主催者製)★★★★★1月6日
  上記のツアーのガイドパンフレット。ツアー参加者にしか配布しないとのことで、余分に貰うことはできなかった。その意味では貴重品。とはいえ、A4サイズの紙を二つ折りにしただけのあっさりしたものである。見開き部分には見所部分がイラスト付きで紹介されている。

air new zealand. 2002年12月−2003年3月日本語版』(Air New Zealand製)★★★★1月6日
  ニュージーランド航空の機内に置かれている冊子。p26〜p27にピーター・ジャクソンのインタビュー記事が載っているということで、マゾムの仲間入り。お持ち帰り自由とはいえ、持って帰ってくるのにはちょっとした勇気が要った。

air new zealand. 2003年1月版』(Air New Zealand製)★★★★1月6日
 これもニュージーランド航空の機内に置かれている冊子。こちらのp102〜p103には、機体に「The Lord of the Rings」のペインティングを施した飛行機に関する記事が掲載されている。今のところ国内線だけであるが、2003年中には国際線にも登場する予定とのこと。日本への便になることを期待したいところである。
 なお、ラッキーなことに、オークランド空港でその飛行機を見ることができた。デジカメで撮影したので、近いうちに紹介できたらと思っている。

ポッサムの毛 で編んだ手袋』(LOTHLORIAN社製)★★★★1月6日
 これがどうしてマゾムなのか?
 もちろん、「製造している会社の名前がいかにもそれっぽかった」というだけの理由である。このメーカー、ニュージーランドではそれなりの知名度を持つニット製品の会社らしい。無知な私は「LOTHLORIEN」と「LOTHLORIAN」の違いが分からないのだが…。