凝りに凝った設定。思わず唸らされるストーリー展開。魅力に溢れた登場人物たち…。
2002年1月。第3部『琥珀の望遠鏡』の邦訳が出版され、ついに日本でも完結を見た「ライラの冒険」シリーズ。まさにファンタジーの最高峰と言っても過言ではない大傑作です。
2003年10月末、第1作『黄金の羅針盤』上下巻2分冊で新潮文庫に収録。
2004年 1月末、第2作『神秘の短剣』 上下巻2分冊で新潮文庫に収録。
2004年 6月末、
第3作『琥珀の望遠鏡』上下巻2分冊で新潮文庫に収録。(3分冊の予定だったはずですが、変更された模様)
しかし、読む者にそれなりの心構えを要求する内容であるだけでなく、第1作である『黄金の羅針盤』の邦訳刊行時期がかの『ハリー・ポッターと賢者の石』のそれと重なったこともあったりして、日本での知名度は今ひとつ。本国イギリスでは児童文学の枠を飛び越えて、
ブッカー賞と並ぶ権威ある文学賞
「ウィットブレッド賞」に輝いているというのに…。
このページは、そんな「ライラの冒険」シリーズを個人的に応援するために設置したものです。
なお、タイトルとした「スバールバル」は、私の大好きな登場人物イオレク・バーニソン王の居城がある場所の名前です。(ちなみに実在の場所らしいのですが、私にはどこにあるやらさっぱり分かりません。)
図書室(私的「お好み本」紹介)
「ペチュニアおばさん撲滅キャンペーン」顛末記(「ハリポタ」読み聞かせ日記)
神秘の短剣(関連リンク)