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第8回岐阜県民文化祭・ぎふ文化の祭典
親と子に捧げる創作音楽劇
ふるさとの昔話
タイトル文字
梶原知事の顔写真ご あ い さ つ
岐阜県知事  梶 原  拓
第8回岐阜県民文化祭のメイン事業「岐阜文化の祭典」として上演します、創作音楽劇『ふるさとの昔話 一粒の豆』公演を多くの皆さまにご観劇いただき、誠にありがとうございます。
県では、平成11年度に開催しました「第14回国民文化祭・岐阜'99」の成果を継承していくため、「文化一・一運動」を新たな文化振興施策の柱に掲げております。これは、県民の皆さまお一人ひとりが、何か一つの文化活動に参加したり、それを機会に一流の芸術にふれたりすることによって、「ゆとりと潤い」「こころの豊かさ」を実感できる岐阜県づくりを進めていこうとするものです。その中で「ぎふ文化の祭典」は、本県の豊な自然と歴史を題材として取り上げ、県民参加を基本にした本県オリジナルの舞台芸術の創造を目指しております。
今回の上演作品は、関市、美濃市に伝わる昔話の中から5話を題材にしております。また、出演者やスタッフには、中濃地域を中心とする県内の音楽・演劇関係者と、公募による県民ボランティアの皆さまに参加していただいており、まさに「手づくり」の音楽劇でございます。ご覧いただく皆さまには、関係者が心を合わせて創り上げた美しい音楽と熱演による舞台を、存分にお楽しみいただけるものと確信いたしております。
本公演の開催に当たり、これまでに多大のご尽力賜りました関係各位並びに協賛いただきましたカンガルーメセナ協議会・(株)十六銀行に深く感謝申し上げ、ごあいさつといたします。
吉田会長の顔写真ご あ い さ つ
創作音楽劇実行委員会 会長  吉 田  豊
岐阜県民文化祭のオペラ・音楽劇は、岐阜県にゆかりのある話を題材にして、合唱を最大限に生かした新しい民衆オペラを目指しております。岐阜県では『地歌舞伎』が各地域に根付いておりますが、それにならい、岐阜県独自の民衆オペラが県民から広く支持されることを願って『地オペラ』と呼称いたしました。
これまでの『地オペラ』公演は、たくさんの観客を動員して支持を得てきました。それと同時に、参加した人たちを中心に、開催地及びその周辺地域に新たなオペラ文化の芽を醸成する契機となっていることにこの事業の意義を強く感じております。
去る4月16日に「温故知新」運動推進県民会議が設立され、以後活発に運動が行われております。この運動は、古きよきもの、古来からの「精神」、伝統文化を見直し、その復興・継承を通じて、「ふるさと再発見」「誇りある岐阜県」の実現を目指す県民主体の運動でございます。岐阜県民文化祭のオペラ開催事業は、まさにその運動の根本につながるものだと思います。
さて今回、関市で盛大に開催することとなりました創作音楽劇「ふるさとの昔話 一粒の豆」は、関市と美濃市に伝わる昔話の中から5話を題材に構成しております。また、関市、美濃市をはじめ中濃地域を中心に集まったソリスト・合唱団員、総勢百人が出演いたします。ソリストには次代を担う若い人を多数起用しており、スタッフも岐阜県下から参加しております。
県民による県民のための『地オペラ』の火が中濃地域にも灯り、さらに大きく広がることを祈念して、私のごあいさつとさせていただきます。

■あらすじ
1幕1話天ん邪鬼お寺の屋根を支える天の邪鬼の伝説
寺普請の日、いたずらばかりする天の邪鬼に困り果てた村人と子どもたちは、知恵をしぼってやり込めることにした。
2話猿丸と母百人一首の名歌に語り継がれた伝説
山に住む魔物を退治した都の武将藤原高光と村の女あきよとの一子猿丸は、母に諭されて都に旅立つことになった。
3話名なし木名もない木に託された庄屋様の伝説
圧政に苦しむ村人を救うために、庄屋金右衛門は愛する妻と別れ、代官を倒して磔獄門になる。その跡に一本の木が生まれた。
2幕4話狐の嫁入り下駄売り権太の見た一夜の夢の物語
関と美濃の村境、下駄売り権太は村の娘に囲まれて下駄を完売。通りかかった花嫁行列の振る舞い酒にご機嫌だった。実はこれが‥‥。
5話豆の木地蔵不思議な一粒の豆のお地蔵様の伝説
貧しくて家を追われた娘ちとは、道端のお地蔵様からもらった一粒の豆で救われた。そして尼になり、別れた義母と義妹に再会する。
終曲一粒の豆
一粒の豆の不思議な縁、昔話は、生きる喜びと悲しみを今も私たちに語りかけている。

■キャスト
第1話天ん邪鬼天ん邪鬼‥‥‥‥後藤千穂子
第2話猿丸と母猿丸‥‥‥‥‥‥門田 浩輝
母あきよ‥‥‥‥坂井 美紀
都の武士‥‥‥‥中島  久
第3話名なし木庄屋金右衛門‥‥井上 博嗣
庄屋の妻とき‥‥錦織みゆき
第4話狐の嫁入り下駄売り権太‥‥野村 富昭
第5話豆の木地蔵尼ちと‥‥‥‥‥佐藤まゆみ
義母いわ‥‥‥‥鈴木恵理子
義妹いく‥‥‥‥中村 寛子
村人たち〈関市〉
安藤磨実子・高岸万由佳・渡邉 晶子
稲垣由紀子・金光 静子・神谷紗緒里・後藤 明子・斉藤 正子・坂井奈津美・佐藤  悠
白石真奈美・高井  忍・竹山 圭子・谷口 明子・塚原まり子・新野 和子・西村 友里
野田 伴子・後田 文子・二村 弘子・舩戸 秀子・古田 芳子・森 麻里香・渡辺 恵子
渡辺 由紀
後藤 秀雄・後藤 博見・斎藤 方成・古川 温基
村人たち〈美濃市〉
武藤 純代
大谷まさ子・家田裕美子・岡本 益子・小酒井正子・阪口 順子・嶋口久美子・庄司 彩希
高橋 和子・武井 初子・武井美保子・西出 映奈・西部 正子・服部 由佳・古田 愛莉
森  光子・吉田美智子
市原 俊美・雲山 晃成・後藤 康弘・高橋 定申
村人たち〈県内名地〉
清水 歩美・船渡はるみ・山田 智恵・若山 訓子
朝原嘉代子・井戸めぐみ・伊藤あかり・今尾さち子・小木曽利代子・各務 照子・加藤麻佐子
桐山なほ美・佐藤 敏子・杉浦奈津代・長尾 美枝・西部 節子・丹羽ひとみ・丹羽ゆり子
古川久美子・三輪 ゆき・武藤 淳子・梁瀬 景子
安藤  紘・伊東冨美一・今井  淳・加藤 秀貴・島  源三・陶  忠廉
中村 三郎
村の子どもたち〈関市〉
今井  綾・鵜飼 祥子・白石 彩乃・須甲  楓・野田 陽子・曳田恵美里・武藤 貴子
山下 愛未・渡辺アンナ
山下 慶二・山下 宗徳
村の子どもたち〈美濃市〉
家田 阿美・小栗 巴羽・小栗 由果・猿渡 巳結・柴田 千穂・須田 知子・古田美香子
古田 梨子・森  美月・山下もえこ
鈴木 志穏・鈴木飛羽衣・服部 善樹

■スタッフ
監修‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥吉田  豊
採話‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥関市立旭ヶ丘小学校PTA図書委員会
美濃市読書サークル協議会
作曲‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥藤掛 廣幸
台本・演出‥‥‥‥‥‥‥松岡直太郎
演奏‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥藤掛廣幸ソロオーケストラ
音楽監督・合唱指導‥‥‥篠田 弘美
合唱指導補‥‥‥‥‥‥‥家田富美子
合唱指導グループ‥‥‥‥安藤磨実子・渡辺 美季・加藤 秀貴
演出協力‥‥‥‥‥‥‥‥木方今日子
奥田 真弓・島  源三・後藤 博見
美術監督‥‥‥‥‥‥‥‥浅野 公蔵
美術アドバイザー‥‥‥‥土屋 明之
装置プラン‥‥‥‥‥‥‥森 さちこ・土屋 明之
照明プラン‥‥‥‥‥‥‥野村 正直
音響‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥古宇田 玲
舞台監督‥‥‥‥‥‥‥‥村瀬  伸・冨田 茂雄・早川 賢治
舞台製作‥‥‥‥‥‥‥‥綜合舞台はぐるま・ワタナベ工芸
小道具製作‥‥‥‥‥‥‥尾関良吉竹材製品製造・(株)淺野商店
紙衣裳製作‥‥‥‥‥‥‥森  高子・土屋 景子
メイク‥‥‥‥‥‥‥‥‥真津田美紗子
衣裳・かつら‥‥‥‥‥‥松竹衣裳(株)
結髪‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥福井 孝子・タカ美容室
演出助手‥‥‥‥‥‥‥‥松下 恵美・鵜飼 麻子・小栗恵利子
練習ピアノ‥‥‥‥‥‥‥山田 美紀・広瀬久美子
鈴木恵理子・青木 園子・島田麻里子
スタッフ協力‥‥‥‥‥‥小澤 清俊・森  秀子・加納 正子・高井 絹代・中島 綾子
平林 絹子・庄司 年栄・林 喜代美・堀  晃運・大塚 高明
服部五十一
題字‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥平田 蘭石
実行委員会‥‥‥‥‥‥‥吉田  豊・石原 通男・藤川  要・船戸 政一・安藤磨実子
遠藤 久子・大谷まさ子・可児 幸子・河合 紀久・川野  純
神戸 正文・雲山 文夫・後藤 正之・近藤 紀公・高橋 貴子
長尾 靖子・西垣 泉美・松田 淳一・松原 典子・森  政治

■プロフィール
●作曲・演奏 藤掛廣幸
日本音楽コンクール入賞、国際エリザベート音楽コンクールグランプリ、笹川賞作曲コンクール2年連続第1位、民放連盟賞最優秀賞ほか数々受賞。交響曲、オペラ、ミュージカル、室内楽曲、合唱曲、TV、ラジオ、映画音楽等、作曲発表した作品は多岐にわたる。「銀河交響曲」をはじめ、イ・ムジチ合奏団の為の編曲等、世界中で発売されているアルバム多数。フルート奏者ジェームス・ゴールウェイとの共演アルバムはアメリカ・ビルボード5ヶ月間ベストテン入り。交響曲やオペラなど壮大な音楽から映画音楽等を一人で演奏する「ソロオーケストラ」コンサートでも活躍。岐阜県ゆかりの作品には、「関市民の歌」、創作音楽劇「紙すきのうた」「かかみ野の空」、交響曲「岐阜」など多数。http://www.fujikakemusic.comから常に新しい情報を発信。日本音楽著作権協会正会員。東白川村出身。
●台本・演出 松岡直太郎
フリーの演出家。さまざまな分野の舞台演出を担当する。創作音楽劇では、ギリシヤ悲劇「トロイアの女」、中国古典劇「原野」のオペラ化は本邦初演。プレ国民文化祭には県下のオペラを一堂に会して「オペラ・ハイライト」を芸術総監督。国民文化祭前夜祭には創作音楽劇「紙すきのうた」を脚色演出して県下巡演。日中国交正常化25周年記念日中合作音楽劇「太陽をさがして」の台本演出。岐阜・杭州友好都市提携20周年記念岐阜杭州合作ミュージカル「ブンナよ木からおりてこい」日中公演を共同演出。岐阜県民文化祭創作音楽劇「桜咲く霞の渓の物語」の台本演出。サラマンカホール委嘱作品・ギリシヤ悲劇「メディア」、鶉田神社野外音楽劇「尾なし龍」などを演出。平成12年度岐阜県芸術文化顕彰受賞。岐阜県芸術文化会議常任理事。美濃市出身、岐阜市在住。
●音楽監督・合唱指導 篠田弘美
国立音楽大学声楽科卒業。岐阜市民芸術祭、大垣市民芸術祭、岐阜県美術館・岐阜市歴史博物館コンサート等多数に出演。長良川国際会議場等でソロリサイタル5回開催。一人オペラ「夕鶴」「ぞう列車がやってきた」を企画出演、同オペラを50回公演。岐阜市文化センター開館10周年創作オペラ「原野・黄金の街へ」の主役チンツ役、日中合作音楽劇「太陽をさがして」の主役母親役、第14回国民文化祭・ぎふ'99前夜祭創作音楽劇「紙すきのうた」の主役ゆき役、サラマンカホールオペラ「メディア」の主役メディア役など多数の舞台に出演。また、ミュージカル「ブンナよ木からおりてこい」の音楽監督、創作音楽劇「お姫の井戸」の音楽監督等多岐にわたり活躍。岐阜県芸術文化会議常任理事、日本演奏連盟会員。平成12年度岐阜県芸術文化奨励賞受賞。岐阜市在住。
●美術アドバイザー・装置プラン 土屋明之
岐阜大学教育学部美術工芸学科卒業。岐阜を中心に石彫モニュメント制作、個展、建築スペースアート、美術教育等の活動をする。美術館の他、白川町クオーレふれあいの里、清見村ふるさと公園パスカル清見、可児花フェスタ公園、大和町古今伝授の里フィールドミュージアム、岐阜市アクティブG等様々な場所で、場と状況に応じたインスタレーションに取り組む。岐阜建築研究会展、『歌(和歌)となる言葉とかたち展』、現代美術ひょうたんクラブアートパフォーマンス(NHK放映)、表現集団発心夢体・遊-youコンサート等企画参加し、他分野とのコラボレーションを試みる。朝日現代クラフト展奨励賞受賞。芸術祭典・京-「京を創る」大賞受賞。岐阜県芸術文化活動等特別奨励賞受賞。at造形工房主宰。岐阜県芸術文化会議副会長。岐阜市在住。
●天ん邪鬼 後藤千穂子
後藤の顔写真名古屋外国語大学外国語学部英米語学科卒業後、教職に就く。これまで様々な演劇に出演。岐阜市・美濃市・大野町合同ミュージカル「小さな虫の物語」にスズムシの妻役、美濃市主催創作音楽劇「お姫の井戸」に娘ちよ役で出演。現在、洞戸村立洞戸中学校教諭。美濃市在住。
●母あきよ 坂井美紀
坂井の顔写真名古屋芸術大学卒業。名古屋二期会フレッシュコンサート、岐阜新進演奏会、関若草アフタヌーンコンサートに4回出演。地域の小中学校、病院、関ライオンズ、国際ソロプチミスト関などで演奏するなど活躍。岐阜三田高校で講師を務め、現在、関音楽センター講師、女声合唱団「ヴォランテ」指導者、名古屋二期会準会員。関市在住。
●猿丸 門田浩輝
門田の顔写真岐阜北高校卒業後、岐阜大学へ進学。岐阜バッハ合唱団入団をきっかけに音楽科へ転科。声楽を植松峻氏、作曲を佐原秀一氏に師事。現在は作曲専攻し研鑚を積んでいる。岐阜市在住。
●都の武士 中島久
中島の顔写真岐阜大学教育学部物理化学科卒業。学生時代より、関高校コーラス部、美濃加茂市民合唱団、関第九合唱団などに所属し、合唱の経験を積む。声楽を藤井文子氏に師事。現在、関市立倉知小学校教諭。混声合唱団ユーベルコール、コールMUGI、男声合唱団コールファーテルなどの常任指揮者。関市在住。
●庄屋金右衛門 井上博嗣
井上の顔写真名古屋芸術大学音楽学部声楽科卒業。高須道夫、山口敏昭の各氏に師事。岐阜の創作オペラ「トロイアの女」「オリベ焼文様」「紙すきのうた」「桜咲く霞の渓の物語」、野外劇「信長天下を取る」等に出演。現在、笠松町立笠松小学校教諭、ぎふ児童合唱団指導者。八幡町出身、羽島市在住。
●庄屋の妻とき 錦織みゆき
錦織の顔写真関高校卒業後、岐阜聖徳学園大学に進学。同大学教育学部音楽科を卒業後、同大学研究生として2年間声楽を学ぶ。声楽を、井上杏子、坂井美紀の各氏に師事。関市在住。
●下駄売り権太 野村富昭
野村の顔写真名古屋芸術大学音楽学部声楽科卒業。在学中より歌劇「蝶々夫人」「椿姫」「メリー・ウィドゥー」他、主演多数。97年10月カーネギー・ホールでの、日本の夜明け公演「唐人お吉」鶴松役を歌い好評を得る。現在、アミーチ・カント会会員、名古屋オペラ協会会員、ミュージックオフィース103代表。養老町在住。
●尼ちと 佐藤まゆみ
佐藤の顔写真名古屋芸術大学音楽学部音楽教育学科声楽専攻卒業。中島基晴、川口豊、権泰孝の各氏に師事。公開レッスンに参加するなど日本歌曲の研鑚を積む。歌曲集「智恵子抄」のリサイタル、福祉施設、小学校等で演奏、コンサートに出演するなど活躍。中部学院大学短期大学部講師を務め、現在は関市立旭ヶ丘小学校講師。関市在住。
●義母いわ 鈴木恵理子
鈴木の顔写真名古屋市立菊里高校音楽科を経て、京都女子大学教育学科音楽教育専攻卒業。今年3月に公演した美濃市主催創作音楽劇「お姫の井戸」に村の女たつ役で出演。ピアノ講師として多くの生徒を指導するかたわら、音楽発表会のピアノ伴奏、高校合唱部の非常勤講師、合唱団のピアニストなど多岐にわたって活躍。美濃市在住。
●義妹いく 中村寛子
中村の顔写真鶯谷高等学校音楽科卒業後、名古屋音楽大学音楽学部声楽学科に進学。声楽を、柴田茂、大谷公子、渡辺美季の各氏に師事。現在、同大学声楽学科歌曲コース在学中。関市在住。
●村人たち
村人たちの写真
村人たちの写真
●村の子どもたち
村人たちの写真
一人一人に主体的な参加を呼びかけることは、集まってくる人数が解らないというリスクがある。
そんな不安を吹き飛ばして、関・美濃市を中心に百人を超える参加があった。作曲家は全員合唱のための『終曲』を書き加えた。
野村・井上君以外のソリストは、地元で活躍する声楽家と学生である。この機会を待っていたと言う多数の音大卒業生には、出演するだけでなく音楽スタッフを手伝ってもらった。若い人に必要なのはチャンスなのだ。この経験が飛躍のきっかけになればと思っている。それにしても合唱参加のパワーには圧倒される。演じ歌うことが大好きだから音楽劇に挑んだという女性たちが、夢のような追加公演を実現させてくれた。木方先生を始め、見かねて助けにきてくれた仲間たちに感謝している。この地に再び音楽劇を創る気運が沸き起こるように、全ての熱い力と心を結集して、すがすがしい舞台を創りたいと思う。
松岡直太郎

■岐阜県民文化祭 創作オペラ・音楽劇の歩み
創作オペラ・ハイライトのポスター第4回岐阜県民文化祭
プレ国民文化祭・総合フェスティバル
「創作オペラ・ハイライト」

  西湖伝説・金色の鳳(太陽をさがして)[岐阜市]
  オリベ焼文様-古田織部と妻“せん”の愛と炎の物語[多治見市]
  かかみ野の空[各務原市]
  小糸春秋[高山市]…高山公演のみ
平成10年11月3日(火・祝)午後2時開演長良川国際会議場 さらさ~ら
平成10年11月23日(月・祝)午後3時開演高山市民文化会館 大ホール
観客数計約2,300人
紙すきのうたの舞台写真第14回国民文化祭・ぎふ'99前夜祭
親と子に捧げる創作音楽劇「紙すきのうた」
平成11年10月22日(金)
午後1時30分開演、午後6時30分開演
岐阜市民会館 大ホール
平成11年11月14日(日)午後4時30分開演美濃市文化会館 大ホール
観客数計約3,200人
紙すきのうたの舞台写真第5回岐阜県民文化祭・ぎふ文化の祭典
親と子に捧げる創作音楽劇「紙すきのうた」
平成12年11月25日(土)午後6時開演
26日(日)午後2時開演 県民文化ホール未来会館 長良川ホール
観客数計約800人
紙すきのうたの舞台写真第6回岐阜県民文化祭・ぎふ文化の祭典
親と子に捧げる創作音楽劇「紙すきのうた」
平成13年11月25日(日)午後2時開演 飛騨・世界生活文化センターコンベンションホール
観客数約1,000人
桜咲く霞の渓の物語の舞台写真第7回岐阜県民文化祭・ぎふ文化の祭典
親と子に捧げる創作音楽オペラ
-池田山伝説-「桜咲く霞の渓の物語」
平成14年12月1日(日)午後6時30分開演 大垣市民会館 大ホール
観客数約1,300人

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