通し稽古
(9月20日)
やっと稽古風景の写真が撮れました。稽古は非公開ということでずっと写真撮影をしてこなかったけど、美濃公演も終わったしもう大丈夫でしょう。と考えて公開してみました。
曲の間奏24小節の間はグループを作って遊んでる姿を作ります。グループ作りも遊びも子どもたちにまかせた結果、右のほうでは真剣に馬とびをしています。2人目の小っちゃい子がコケるというシナリオらしいけど、先週の稽古では別の子が真剣にすっころんでいました。怪我だけはしないでよ。
赤トンボの登場です。広い舞台に出ると、もうちょっと濃い赤でもよかったのでは、なんて衣裳係の苦労も知らずに評してしまいますけど、ボレロとスカートは和紙製です。さらにゼイタクをいうと、もっと軽く、軽く踊ってほしい。
スズメの母子。手ブレの写真しか撮れなかったのでこんなのでごめんなさい。中央の母スズメは上着とキャップが、4人の子スズメはワンピースとキャップが和紙製です。
トンビに捕まって樹上の餌置き場に運ばれてきたスズメ(母)とモズの対話。モズの上着も和紙製ですが、左足のところに垂れた部分を階段なんかで踏んづけて破ってしまいそう。和紙だからまた貼るんだけどね。スズメもモズも同じ鳥類なんだけど、肉食のモズはかなりシャープなメイクがしてあります…もともとそういう顔立ちだし。
こんどはネズミが運ばれてきました。ネズミのコートとキャップが和紙製なんだけど、なにも衣裳らしいところがなくて面白みに欠けます。このままコンビニに行けそうな衣裳なんだもん。と思ってたら、このあとコートの表面に薄和紙が乱れ貼りされました。ドブネズミの毛皮感がよく表現されてました。
スズメが連れ去られたあと、ヘビが運ばれてきました。ヘビの衣裳も和紙製。プレスリーのような、ヒデキのような(どっちにしても古い!)ヒラヒラは、舞台ではいいけど、楽屋では邪魔でしょうね。
ブンナがヘビに見つかってしまい、ネズミとヘビとの間で戦いが起こりました。なんで?と思った人は一度ステージをご覧においでください。戦いの結末が知りたい人も、ぜひおいでください。
最後は、ミュージカルらしくカエル全員が喜びの歌をうたいます。なお、中央の奥にいる人はスタッフです。こうやって見てもダンスは揃ってきました。あとは歌唱。一番最初の“紙すきのうた”のときから僕も注意してるんだけど、いくら録音してあっても、舞台で歌ってなければミュージカルとは呼べません。