2005年収納
『TOLKIEN CALENDAR
2006』(Harper Collins刊)★★★11月11日
2006年度版カレンダー。例によってAmazonにて購入。表紙にも記されているとおり今年は「THE
HOBBIT」がテーマ。2005年版に続いてトールキン自筆のイラストが使われている。トールキンの描いた絵って本当に味わい深い。これが1500円以下で手に入るなんて、言うことなし。
アニメーション映画『指輪物語』
の劇場用パンフレット及び前売り券半券(東宝株式会社)★★★★★★7月24日
かのラルフ・バクシ監督による映画の公開時に上映劇場で販売されていたパンフレットである。
しかも前売り券付き!!!(レア度はこちらのほうが高いかも。描かれた黒の乗手がミョーにかっこいい。)
日本では1979年公開だったはずなので、もう四半世紀もの年月を経た逸品である。
しかも、非常な美品。
こんな貴重品をパートナー氏の友人であるMさんから無償でお譲りいただいてしまった。
いつものことではあるが、大切にお預かりするという形で我がマゾム館に収納させていただくという次第である。
『ロード・オブ・ザ・リング シネマフィギュアコレクション
第37号〜第40号』(デアゴスティーニ・ジャパン)★★7月26日
37号「ゴルバグ」、3
8号「エルフの戦士」、39号「スナガ」、40号「ゴンドール兵」。
6号連続でいわゆる雑魚キャラ。
そして、39・40号が梱包された包みには、予想通り「完結のお知らせ」が封入されていた。
当初の予定を短縮したことに対する説明は一切なし。
まあ、こんなものかもね。
でも、やはり釈然としないなあ。
40号にはご丁寧にも「続編が出たら購入する気があるかどうか」を問うかのようなアンケート用紙が付されていた。
それも、裏面は以前のアンケート用紙と設問項目を変えていないという、とてつもなくやる気のないシロモノ。
形式的にやってみただけだということがまる分かりで、哀れさがいや増してしまったのである。
『ロード・オブ・ザ・リング シネマフィギュアコレクション
第35号・第36号』(デアゴスティーニ・ジャパン)★★5月31日
35号は「狂戦士ウルク=ハイ」、36号は「モリアオーク」。
あがが。
密かに続けられていた「闇」と「光」のパターンがついに崩壊。
にしても、なんでこうも雑魚キャラが続く。
て、次回はゴルバグだって?ここへきてすっかり「モンスターズコレクション」に変貌してしまっているじゃないか。
ところで、とある方からつい最近いただいたメールによると、このシリーズ、本国イギリスでは41回以降も継続しているとのこと。
教えていただいたサイトを見てみると、ビルボもアルウェンもちゃんとラインナップされているのだ。
不採算であることを理由にデアゴスティーニ・ジャパンが独自に打ち切りの姿勢を打ち出している可能性が高いようなのである。
それも、明確に40号で終了という公式発表は今に至ってもなされていない。
40回配本の際に電撃的な打ち切り通告がもたらされそうな気配なのである。
私個人としてはいつ打ち切られても構いはしないというのが本音なのだが、デアゴスティーニ・ジャパンのこういう不誠実な態度には首を傾げざるを得ない。
「60回のシリーズである」と銘打ってスタートした企画なのであるからには、きちんとした説明はあってしかるべきであろうと思う。
とはいえ、現段階では「40回で打ち切り」と決めつけているのはこちらの勝手な推量に過ぎないのだからなんとも始末が悪いのだが。
『
パスポート・キャンペーン キング・コンプリート/スペシャルDVD』(日本ヘラルド=非売品)★★★★★5月3日
とにかく『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズの映画及びDVDに関して金をかけまくった人だけが手に入れる権利を有するという、ある意味貴重なアイテム。
DVD本体よりもアラン・リーのイラストで彩られたボックスの美しさに惹かれてしまうという一品だ。
DVDに付属していた「中つ国パスポート」やら「モルドール特別通行許可証」やら「中つ国住民手帳」やらを収納するケースにもなるというのが嬉しいのだが、それぞれ1冊(1枚)ずつ収めることしか想定されていないのが残念といえば残念。
キング・コンプリートを達成した人間は必ず2つずつ持っているはずなので、中途半端という感が否めないのだ。
まあ、おまけに文句をつけても仕方がないのだが。
当然のごとく、下に掲げた『オリファント・フィギュア』と同じく転売を禁じる旨の但し書きが付されていた。
なお、私は評論社のキャンペーンも達成していたため、そのプレゼントも同梱されてきた。
応募者多数(1600人)のために商品が当初予定されていたものから変更され、ベレリアンドのマップとなっていた。
これは以前入手したこちらの中に入っていたものと同じマップであろう。
賞品そのものよりもコンプリートを達成したことのほうが重要である人間にとっては、証さえあればそれでかまわないわけである。
『ロード・オブ・ザ・リング シネマフィギュアコレクション
第33号・第34号』(デアゴスティーニ・ジャパン)★★5月3日
33号は「オーク監督官」と
いう、全くもって意味不明なキャラクター。
そして、34号はついに「メリー&ピピン」。
今回の配本でようやく旅の仲間が全員揃ったわけだ。
とある方から教えていただいたところによると、このシリーズ、当初の60回予定から40回に縮小されたとのこと。
(結局、アルウェンもビルボも出ないそうな。)
というわけで、あと3か月ほどで私の悪態三昧の生活にもピリオドが打たれるということになりそうだ。
それにつけてもよく分からないラインナップであったことよ。
33号のオークなんざ、映画の中でもほとんどインパクトがなかった存在。
重要キャラクターを差し置いてこんな雑魚キャラを入れることで「水増し」を図った結果が打ち切りとは。
もう、なにも言うことはありまへん。
『オリファント・フィギュア』(海洋堂=非売品)★★★★★★4月29日
『ロード・オブ・ザ・リング』日本語公式サイトでこの3月末まで実施されていた「中つ国パスポート・キャンペーン リング・コンプリート」の賞品である。
他にはイライジャ・ウッドのサイン入りパスポートだの、出演者のサインが入ったポスターだのプレスシートだのトランプだのが景品としてアナウンスされていたものの、当方は端っからオリファント・フィギュアの1点狙い。
オリファント・フィギュアの当選個数が多かったこと――限定300個と記載されていた。他の景品は1セットとか20個とかという単位――はもちろんだが、写真で判断する限り最高のできばえに見えたことがこれを第一希望に選択した最大の理由だった。
私の手許に届いたものに振られていた限定番号は149。
フィギュアの造形は期待をはるかに上回っていて、まさに感涙もの。
事務局からの
ネットオークションへの出品など転売目的の使用はニューライン社より禁じられております
という但し書きの付された当選通知書が目に眩しい。
ご心配なく。
いくら金を積まれても誰が手放すもんですかい。
勢いに乗って★を6つもつけてしまったけれど、これについては、この手の懸賞に当選したためしがなかった私の「舞い上がり」を差し引いて考えていただいたほうがよいかもしれない。
そもそも、DVDを6種類揃えた人だけが応募資格を持つという、ある意味ハードルの高い懸賞であったために、果たしてどれほどの応募があったものかが分からない。
ひょっとして、応募者全員が当選だったりして。
ま、いいさ。
なんにしても「非売品」であるという点が、この一品のマゾム価値を大いに高めていることは間違いないのだから。
いや、ほんと嬉しかった。
『ロード・オブ・ザ・リング シネマフィギュアコレクション
第31号・第32号』(デアゴスティーニ・ジャパン)★★4月6日
「ナズグル」と「
イシルドゥア」というラインナップ。
どっちもそれなりの出来。
いつの間にやら闇の軍勢と光の軍勢――飽くまで映画設定――が交互に出されるというパターンが定着してしまっているが、いつまで続くのやら。
それよりも、早くメリーとピピンを出せっての。
旅の仲間がちっとも揃わないじゃないか。
『ロード・オブ・ザ・リング シネマフィギュアコレクション
第29号・第30号』(デアゴスティーニ・ジャパン)★★3月12日
今回は「ゴスモグ」と「
ハルディア」。
前者は当然として、後者のほうもそんなに酷い出来に見えなかった。所詮、マイナーキャラだしね。(あ、一部熱烈なファンがいたような。気分を害された方すみません。)
ようやく30号。つまり折り返し点まで到達したということだ。まだ先は長いね。
『MINAS MORGUL Polystone Environment』(SIDESHOW
WETA)★★★★★3月3日
こちらのDVDに付属していた「
ミナス・ティリス」のフィギュアと対を成すフィギュア。前回の「ゴラム」と同じく、このDVDを購入することで初めて注文が可能になるという、マニアック
・アイテムである。
本来はインターネットで注文を受け付けている品物で限定数8500と告知されていた。
海外の多くでは12月にギフトセットが発売になったため、年内に売り切れ状態。
2か月も遅い発売となった日本版を購入した者にはチャンスがないかと思われたのだが、そこは救済措置がちゃんと講じられていたようで、電話、手紙、ファックスのいずれかでならば注文が可能であるとのお知らせが封入されていた。で、郵送で注文したところ、20日ほどで到着したという次第である。
輸送料込みで10000円強という値段、マニアとしてはなんとも言いがたいものがある。
ちなみに私のものに振られていた限定番号は4582番であった。
さて、内容のほうはというと、今までどおり、対を成す二つを組み合わせることでブックエンドになるという仕様。
「ミナス・ティリス」のほうだけが宝石箱を兼ねるという仕掛けになっているため、不用意に蓋をはずすと挟んであるものがそちらに雪崩を打って倒れるという罠まで用意されているあたりが心憎い(?)。
できればアングマールの魔王まで付属してくれていたら言うことはなかったのだが。
『ロード・オブ・ザ・リング シネマフィギュアコレクション
第27号・第28号』(デアゴスティーニ・ジャパン)★★2月8日
今回は「アングマールの魔王」と「
エレスサール王(アラゴルン)」。
前者は今までの中でいちばん大きめのフィギュアであり、同時にモンスターでもあるということで、かなりまとも。重量だけなら最もお買い得かも。後者は言わずもがな。トホホ…。
『ロード・オブ・ザ・リング シネマフィギュアコレクション
第25号・第26号』(デアゴスティーニ・ジャパン)★★1月12日
まだまだ続くこのシリーズ。って、まだ予定の半分も出てないじゃないか。
今回は「デネソール」と「死者たちの王」。
以前から書いているように、モンスター系のフィギュアに関してはそんなに違和感を感じないのが特徴というこのシリーズ。今回は両方ともそこそこだと思えたのは、デネソール侯も映画版では化け物扱いだったからか…?