項目欄の「章」欄は、基本的にその人物が初登場した章番号を示す。
一部、固有名詞ではないものも取り上げてある。
「人物」には、人間以外にも、動物やダイモンを含めた。
ダイモンについては背景の色を変えてある。
ダイモンの形については記述があったもののみを記した。
名 前 |
説 明 |
ダイモンの形 |
章 |
アーマ |
ライラの世界のヒマラヤの村でコールター夫人に食べ物を運 んでいた少女。 |
不定 |
1 |
アーマの父親 |
職業は牛飼い。 |
カラス |
1 |
アスリエル卿 |
本シリーズの重要人物のひとり。コールター夫人との間にラ イラをもうける。オーソリティに反旗を翻し、戦いを挑んで いる。実際の登場は第5章である。 |
ユキヒョウ |
2 |
アタル |
メアリー・マローン博士の友人となったザリフ。 |
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10 |
アルフレード・モンターレ |
かつてメアリー・マローンがリスボンで出会った研究者。 |
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33 |
アンジェリカ |
チッタガーゼにいた子ども。パオロの姉。トゥリオの妹。 |
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10 |
イオファー・ラクニソン |
かつてのスバールバルの王。第1部でイオレクに敗れて死亡。 したがって名前だけの登場である。 |
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15 |
イオレク・バーニソン |
スバールバルのクマの王。本シリーズの重要人物のひとり(1頭)。 勇猛果敢で知性にあふれ、第1部においてライラの親友となった。 彼女に「シルバータン」という称号を与えたのも彼である。優れた 金属細工師でもある。 |
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2 |
ウィル・イワノビッチ |
セミヨン・ボリソビッチがウィルを呼んだ名前。 |
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8 |
ウィル・パリー |
本シリーズのもうひとりの主人公。「探検の守り手」として の役目を果たす。 |
不定(ネコ) |
2 |
エノク |
メタトロンが人間だった時代の名前。 |
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5 |
エレイン・パリー |
ウィルの母親。ジョン・パリーの妻。本作には実際に登場す ることはない。 |
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11 |
オーソリティ |
いちばん最初の天使。「造物主」を自称し、王国を支配して いる。この他にも多くの名で呼ばれているが、今はメタトロ ンの傀儡と化しているらしい。第30章で実際に姿を現す。 |
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2 |
オグンウェ王 |
アスリエル卿に与するアフリカの王。ライラ救出作戦の指揮 を執る。実際に登場するのは第16章。 |
チータ |
5 |
オトエッツ・セミヨン |
セミヨン・ボリソビッチの項を見よ。 |
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8 |
オリバー・ペイン |
かつてのメアリー・マローン博士の同僚。本作では名前だけ の登場である。 |
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17 |
カイサ |
セラフィナ・ペカーラのダイモン。 |
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36 |
学寮長 |
ジョーダン学寮の長。第1作序盤におけるライラの保護者的 存在である。本作では第38章で実際に登場する。 |
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21 |
カズンズ |
ジョーダン学寮の学寮長の下男。ライラの天敵だった人物。 |
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38 |
カルビン |
文脈からは判然としないが、おそらくは第1部で名前の出て きた教皇「カルバン」と同一人物を指しているのではないか と思われる。名前だけしか出てこない。 |
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16 |
カルロ |
ボーリアル卿のファースト・ネーム。 |
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11 |
キャスター |
幽霊少女のひとりのダイモンの名。実際にはでてこない。 |
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22 |
キルジャバ |
第31章で初めて姿を現したウィルのダイモン。この名前 はセラフィナ・ペカーラがつけたもの。第37章で「神秘 の毛並みを持つネコ」として形が定まる。 |
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36 |
金色のサル |
コールター夫人のダイモン。極めて残虐な性格。 |
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1 |
クーパー博士 |
ボルバンガーで働いていた実験神学者。 |
アナグマ |
6 |
クーパー夫人 |
ウィルの母親を保護している女性。本作では名前だけの登 場である。 |
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35 |
クーラン |
アーマのダイモンの名。 |
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4 |
グレイシャス・ウィングス |
ライラが「名なし」に与えた称号。「優雅な翼」の意。 |
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29 |
コールター夫人 |
本シリーズの重要人物のひとり。ライラの実の母親である。 |
金色のサル |
1 |
こぎ手 |
死者の国への渡し守。固有名は与えられていない。 |
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21 |
サイモン |
第1部で登場したライラの友人。フル・ネームは「サイモ ン・パースロー」であるが、本作には出てこない。 |
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23 |
サッタマックス |
ミュレファの長老。 |
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17 |
ザファニア |
アスリエル卿陣営の高位の天使。天使としては珍しい女性。 かつてオーソリティに反乱を起こした天使のひとりである。 |
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16 |
サンドリング |
幽霊少女のひとりのダイモンの名。実際にはでてこない。 |
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22 |
シスター・アグネス |
セント・フィロメル修道会の尼僧。法院の審問に際して速 記者を務めている。 |
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6 |
シスター・モニカ |
セント・フィロメル修道会の尼僧。法院の審問に際して速 記者を務めている。 |
6 | |
ジャコモ・パラディシ |
ウィルの前の「短剣の守り手」。ウィルに「神秘の短剣」 の使い方を教えた。本作には名前だけしか出てこない。 |
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2 |
シュバリエ・ティアリス |
ガリベスピアンのひとり。規律監督法院に送り込まれたス パイであったが、後に重要な役割を果たすことになる。 「シュバリエ」は騎士を表す称号である。実際に登場する のは第6章。 |
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5 |
ジョン・パリー |
ウィルの父親。ライラの世界に入り込んでスタニスラウス ・グラマンとして生きた。第2部で死亡したが、本章で再 登場する。 |
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26 |
ジョン・ファー |
西のジプシャンの統領。第1作でライラを守るために活躍 した。実際の登場は第38章。 |
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3 |
スタニスラウス・グラマン |
ウィルの父親、ジョン・パリーのライラの世界における名。 前作で死亡したが、第26章で再登場することになる。 |
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3 |
ステルマリア |
アスリエル卿のダイモン。ユキヒョウの姿をとる。 |
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5 |
ストークス |
ライラの世界においてバーナードとともに異端の理論を唱 えた神学者。名前だけの登場。 |
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24 |
セミヨン・ボリソビッチ |
ホロドノイエの司祭。オトエッツ・セミヨンとも。オトエ ッツは「神父」の意。 |
カラス |
8 |
セラフィナ・ペカーラ |
エナラ湖地区の魔女一族の女王。本シリーズの重要人物の ひとり。実際に登場するのは第3章。 |
ハクガン |
2 |
チャールズ・ラトロム卿 |
ボーリアル卿の項を見よ。 |
ヘビ |
1 |
ティム |
メアリー・マローンが少女時代に恋した少年。 |
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33 |
ディルク・ヤンセン |
ライラたちが出会った幽霊のひとり。 |
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18 |
テウロス・バシレイデス |
アスリエル卿陣営の人間。真理計を読み取れる。 |
ナイチンゲール |
5 |
トゥリオ |
アンジェリカとパオロの兄。第2部でスベクターに襲われ る。 |
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10 |
トニー・マカリオス |
第1部でゴブラーにさらわれ、インターシジョンの実験に 供された少年。名前だけの登場である。 |
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19 |
名なし |
ハービーのひとり。ライラたちに深くかかわることになる。 |
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21 |
バーナード |
ライラの世界においてストークスとともに異端の理論を唱え た神学者。名前だけの登場。 |
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24 |
パオロ |
チッタガーゼにいた子ども。アンジェリカやトゥリオの弟。 |
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10 |
パグジン |
活仏(トゥルク)。チョルンセの僧院に住む偉大な祈祷治療師。 |
コウモリ |
4 |
バルク |
アスリエル卿に与しようとしている天使のひとり。ウィルと 行動を共にする。元は人間で、メタトロンの弟にあたる。 バルサモスと深い絆で結ばれている。 |
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2 |
バルサモス |
アスリエル卿に与しようとしている天使のひとり。ウィルと 行動を共にする。バルクを心から愛している。 |
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2 |
パンタライモン |
ライラのダイモン。本作の最後に形が定まる。 |
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1 |
ハンナ・レルフ女史 |
聖ソフィア女子学寮の長。ジョーダン学寮の学寮長と親しい。 |
マーモセット |
38 |
ピーター |
待機所にいた一家のひとり。 |
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19 |
ヒュー |
ライラの遊び友達、「ヒュー・ロバット」のこと。本作では 名前のみの登場である。 |
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23 |
ヒュー・マクフェイル |
規律監督法院の長。スコットランド人。 |
トカゲ |
6 |
ファーダー・コーラム |
ジプシャンの賢人。第1部で重要な役割を果たした。本作 では第38章で登場する。 |
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23 |
フラ・パベル・ラシュク |
教権側の聖職者。真理計を読める。フル・ネームが出てく るのは第16章のみ。 |
カエル |
6 |
ブラザー・ルイ |
規律監督法院書記局の招集係を務める司祭。 |
ウサギ |
24 |
ヘスター |
リー・スコーズビーのダイモンの名。第2部で消滅したが…。 |
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29 |
ボーリアル卿 |
もともとはライラの世界の住人。「窓」を見つけて複数の 世界を往復していた。コールター夫人の愛人だったが、第 2部において彼女に殺害されてしまった。したがって、本 作には実際には登場しない。ファースト・ネームはカルロ。 ウィルの世界ではチャールズ・ラトロム卿を名乗っていた。 |
ヘビ |
2 |
マ・コスタ |
ジプシャンの女性。第1部ではライラを保護。本作では登 場しない。 |
|
23 |
マーサ |
待機所にいた一家のひとり。 |
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19 |
マグダばあさん |
待機所にいた一家のひとり。自分の死と隣り合っている。 |
|
19 |
マケプウェ神父 |
規律監督法院の12人のメンバーの最年長者。 |
|
6 |
マタパン |
幽霊少女のひとりのダイモンの名。実際にはでてこない。 |
|
22 |
マダム・オクセンティール |
アスリエル卿陣営のガリベスピアンの副隊長。 |
|
28 |
マリサ |
コールター夫人のファースト・ネーム。 |
|
16 |
マローン博士 |
メアリー・マローンの項を見よ。 |
|
6 |
メアリー・マローン |
ウィルの世界の女性科学者。本シリーズの重要人物のひとり。 ダストの秘密を追究し、「誘惑者」としての道を歩む。 |
(キバシガラス) |
7 |
メタトロン |
オーソリティの摂政を務める強大な天使。「理性を持ったあ らゆる生物が自由になり過ぎるのは危険」と判断し、さまざ まな世界に干渉しようとしている。元は人間で、そのときの 名はエノクという。 |
|
2 |
ライラ・シルバータン |
本シリーズの主人公。本当の名はライラ・ベラクア。 「シルバータン」はイオレク・バーニソンから与えられた称 号。真理計を読む力を持つ。 |
不定(マツテン) |
1 |
「ライラの死」 |
待機所でライラが出会ったもうひとりのライラ。 |
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19 |
ランセリウス |
トロールサンドにある魔女の領事館の領事。本作では名前だ けの登場である。ファーストネームはマーティン。 |
|
23 |
リー・スコーズビー |
テキサス人の気球乗り。イオレクの戦友。第2部で戦死した が、本作の第26章で再登場する。 |
ノウサギ |
3 |
リディア・アレキサンドロブナ |
セミヨン・ボリソビッチの家の家政婦。 |
|
8 |
ルイ・ゴメス神父 |
規律監督法院の12人のメンバーの最年少者。マクフェイル 院長から、ある特命を受ける。 |
カナブン |
6 |
ルタ・スカジ |
ラトビアの魔女の女王。かつてアスリエル卿と恋仲であった ことがある。実際に登場するのは第29章。(とはいえ、彼女 自身が出てきたとはっきり書いてあるわけではないのだが…。) |
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3 |
レイナ・ミティ |
魔女の一族の女王のひとり。 |
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29 |
レディ・サルマキア |
ガリベスピアンのひとり。聖霊の業協会に送り込まれたスパ イであったが、後に重要な役割を果たすことになる。「レデ ィ」は称号である。実際に登場するのは第6章。 |
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5 |
ローク卿 |
ガリベスピアンのリーダー。アスリエル卿陣営の偵察隊長。 |
|
5 |
ロジャー |
ライラの親友。第1部で死亡したが、第22章で「再会」を 果たすことになる。 |
|
1 |
ロンズデール |
ジョーダン学寮の家政婦。第1部に登場したが、本作では出 てこない。 |
14 |