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不定期日記/第33回1998年06月27日




午後2時頃、某和食屋さんで遅い昼食を摂ったときのことである。

向かいの席に中年の女性二人連れがやって来た。
その時不可抗力で漏れ聞いてしまった会話には、ちょっとドキッとさせられた。
仮に、しゃべりまくっていた方の人をAとしよう。で、適当に相づちを打っていた方の人をBとしよう。

A「うちの子ったらねえ、近頃泣き癖がついたみたいで大変なのよ。朝昼晩、ひっきりなしに泣いているのよ」
B「ふうん」

(この時、私は子供がいると云うより、孫がいるという感じの年齢だなと密かに思いました。)

A「あんまり泣くもんだから、この前お尻を思いっきりひっぱたいたのよ」
B「あら」
A「そしたらねえ、テーブルの下に潜り込んじゃって、そこでこっち見て泣いているのよ」
B「・・・・」
A「最近はもう、殴ってくれって顔して私を見ながら泣いているんだから」
B「それはあなたにそう見えるだけじゃない?」

(ゲッ! そんなにひどい折檻してるのかよ。((((((^^;)

A「この前、部屋からいなくなっちゃってね、探したら南側のベランダから外に出ていたの」
B「ふうん」
A「もう、手すりも何もないところまで行っちゃって、隣んちまで行くのかと思ったら、ちょうど真ん中あたりで下を見ているのよ」
B「ふうん」
A「4階だし、落っこちたら大変じゃない。名前呼んでも来ないし、しょうがないから餌で釣ってみたりもしたのよ」
B「どうだったの?」
A「それがね、全然ダメ」

(全然ダメとかそう言う問題じゃない! いったいどういう親なんだ?!)

A「結局3日間そこにいたのよ」
B「あら」

(ヲイヲイ、そりゃ、虐待じゃねえのか?!)

A「なんなのかしらねえ、やっぱり10年も生きてると、化け猫になるのかしらねえ」

(へっ、10年? 化け猫? 人間の子供じゃないの???)

とまあ、一瞬幼児虐待かと、ドキリとさせられたお話でした。(^^;




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