2014年5月6日 |
未探索地のローラー作戦。
数年前から気になっていたポイントへ、ようやく足を踏み入れた。
入口は、アズマネザサの分厚いカーテン。
顔への跳ね返りが危険なので、作業用のゴーグルを着用。
ほどなく窪地が開ける。
やがて湧水が現れて、その先は沼に。
周囲は確かに広葉樹だが、細い木が多くて期待はずれの展開となった。
2〜3キロほど移動し、10年くらい前に短時間みたところを念のため精査してみる。
ほとんどがクヌギで、期待が高まる。
むちゃくちゃ樹齢が古く、直径70〜80センチくらいの木がゴロゴロ。
しかし、なぜか樹液の出そうな木が全く見当たらず、ここも断念。
一気に10キロほど移動。
このあたりは見事な広葉樹林帯で、野生動物の宝庫らしい。
仕事道をたどり、時々斜面に分け入ることを繰り返していく。
伐採され開けているところもある。
すでに樹液が噴出しているコナラで、越冬スジ発見。
おそらくここは、山間の棚田であったと思われる。
地形をうまく利用して水を引いた跡があった。
周囲には、植樹されたクヌギも多い。
水を得にくい斜面は総じて桑畑になっていて、その周囲にはやはりクヌギが
植えられている(ここは伐採されてしまっているが)。
しばらく、この周辺の山里を重点的に探ってみようと思う。