2011年9月16日                     

残暑が厳しいなか、もんさんに埼玉まで来ていただいて、谷戸(谷津田)の集中探索へ向かった。
このあたりの丘陵は、その谷頭から潤沢な湧水があり、水田もしくは休耕田が複雑に入り組んでいる。
農道が途中まであるもの、全くないもの、そして農地も維持管理が行き届いているもの、荒れ放題なものまで
さまざまである。その環境の変化に呼応するように、植生も遷移していく。


休耕田になって長年経つと、こんなコナラの若木まで育っている。
一見ヤナギのようだ。カミキリの幼虫の食痕で、穴だらけになっている。


深い谷の奥は、ボコボコクヌギ地帯になっているところもある。
地元では有力なポイントらしく、トラップの残骸がある。
もう9月中旬なのにミヤマがいる。最盛期はかなり個体数が多いのだろう。




その後、昼を挟んで可能な限り、谷戸の水田周りを狙う。
いくつか良い木を見つけたが、いったいどこだったかもう正確な場所がわからなくなってしまった。


このあたりの里山は、炭焼きが盛んだったようだ。



典型的な谷戸の風景。だが、かつて薪炭林だったところはほとんどアズマネザサが密生して、
容易に立ち入ることができなくなっている。


もんさんと房総の谷戸との違いなど、いろいろ話したような記憶があるがすっかり忘れてしまった。
もんさんが草花の写真をかなり撮っていたので、「雑木林の遊歩道」のフィールドノートの更新が待たれる。