2006年6月18日 |
昨日から蒸し暑く、雑木林は新成虫ラッシュに湧いていることだろう。
大雨模様で迷ったが、夜はクロアチア戦もあるので、昼間の洞・めくれ
狙いで寄ってみる。
▲雨宿りか、必死で根元に潜ろうとしているカブトムシ♂
▲クヌギのめくれに潜む、ノコギリクワガタのペア。
とあるコナラの根元。
深い洞の内壁は樹液が溢れている。
奥を照らすと・・・・・・、んんん?
パラワン風の大きなアゴが突き出ている。
しばらく照らしていると、のっそりと動いて幅広の前胸が露に。
ドキッとするほどの巨体だ。
いちばん長い、特殊なピンセットを取りに車に戻る。
コレでもギリギリ届くかどうか。
下手に刺激して奥に逃げられたら万事休す。
1発勝負だ。
きょうのジーコ日本と同じだな。
出るまで待とうヒラタくん・・・と、徳川家康の教えを守り、
降りしきる雨の中、持久戦となる。
どうやら体内時計で食事の時間が近づいてきたらしく、
やや手前に動き、全身が見えたところで一気に抜く。
▲苦節7年(笑)、初めて60オーバーのヒラタに遭遇。
63ミリほど。100体以上ヒラタを見てきて、やっとこさ西日本の大型タイプを実感。
この木は要マークだ。コイツと同じ恵まれた環境で育った兄弟が
まだやってくるかもしれない。