2005年7月7日                       

昆虫の生態写真撮影のため、雑木林へ出勤。
きょうは昼間の樹液場がテーマである。
カブトはそこそこいるが、なかなかノコが見当たらず何ヶ所も回った。

▲さすがプロカメラマンの機材は違う。私もレフ版が欲しくなった。


スズメバチが目の前を飛び交っていようが、おかまいなしで撮影は進む。
というか、長時間ずっと人間が同じ位置にいるとスズメバチの警戒心も解かれるようで、
襲う気配すらなくなってくるのである。
昆虫のポジションに対するこだわり、過度の演出がないのに目を引く構図、
光線の微妙な当たり方による表現の違い等々、プロならではのテクニックは大変参考になる。

▲暗い林内でもレフ版があれば、こんなに明るい。(これは手持ちのためブレている)

日没とともに撮影終了。
雑木林が職場という、うれしい一日であった。