2004年12月28日 

 暖冬のため落葉が遅れ、ようやく冬枯れの姿に模様替えした里山。
このまま探索せずに年を越すと、なんだか重大な忘れ物をしてしまったような気がするのは
私だけではないはず。

快晴・微風という絶好の下見日和。
下見って、たとえてみれば、県内の広〜い丘陵地から『おいしい木』だけをつまみ食いする
『グルメツアー』ともいえるのだが、なかなか楽しいなかにも苦労ありで・・・。

まずはファミレスのように、道路沿いで家族連れでもOK! という安易な(?)場所からスタート。



あった、あった! 道からすぐ見えるところにおいしそうなお店の看板が!

▲左は手の届くところ、右は高め。メニューは「カブト・コクワの盛り合わせ」。


谷戸の奥に、デザートのようについている沼地。見事にフローズン。



お次は人跡未踏?の地。
メニューは、まさに『ヤブそば』。
いくら掻き分けても、一時間たってもおいしいおそばが出てきません。
ここはぐっと我慢。


もう疲れた、あきらめて帰ろう! という頃になってやっと、
「へいおまち!!」
って感じで、大盛が出てきたりして。



ぐるぐる回っていると、あれっデジャヴ? 前に来たことあるよ、ここ。
ばかだな〜俺。まあいいや、もどろう・・・。



ところが、以前来たときは全然気がつかなかったのに、
よーく目を凝らしてみると、こんなモンスターのようなヤツが顔を出した!
なんだか、採集者をパクッと食べてしまいそうな形相・・・。




あの小高いところにある林、なんとなく気になる。
でも、次回の楽しみに取っておくことにして、別エリアへGO!




日が翳って、急激に気温が下がる。
家々から漂ってくるおいしそうな匂いは・・・・・・



もしかして、猪鍋?



いよいよ本日のメインディッシュ登場! レアな高級料理も夢ではない!?

▲なかなか食欲をそそります。ごちそうさま! ここの常連さんになるからね!

最後に意表をつかれたのががこれ。
この夏、さんざんみんなで寄った店なのに、こんな知らないメニューがあったとは! っていう感じ。



気がついたら日がとっぷり暮れ、気持ちは満腹なのに、お腹は空腹。
しかし、埼玉も捨てたもんではない。まだまだいける。
来年も引き続きこの地で、数々のドラマが待っていますように!