2004年6月5日                 

快晴の青空に映える万国旗。大歓声渦巻く運動会にてビデオ係に終始し、帰宅。
このまま風呂→バタンキュー、あるいはお買い物というシナリオであったが、
「どうせみんな泥だらけなので遊びにいったら?」と、皇后陛下より珍しいお言葉。
するとなぜか元気が湧いてきて、名番組「遠くへ行きたい」オープニングの心境に。
車で移動中、子どもはミヤマがほしいという。まだ早いだろう、と思いながらポイント探しのつもりで、
関東山地の一角を目指す。

ここは、○○○をやる人にとってはとても有名な山。
以前通過したことだけはあるのだが、コナラとクヌギの斜面がある。


探索してみると、捲れのあるクヌギが3、4本。
樹液はまだ少ないが、スジ、コクワを確認。
7月に来てもよい場所と思う。

▲大き目のコクワ♀。


やや標高を上げ、見晴らしのよいところへ。
江戸時代、「武州の鍋割山」として親しまれた山もよく見える。
撮影地点のすぐそばに樹液コナラを発見。
コクワとスズメバチが殺到しており、ミヤマの期待が持てそうだ。



やや下ったところに、かくれたクヌギ林が。
これから樹液が出そうなものもある。



近くにあったヤシャブシ。
根元に捲れがあり、樹液もにじみ出ていた。何か入るかな?



さて、夕暮れも迫っていたので帰途につく。
ここは4年前の9月、ヤマトさんと初めて探索にきた懐かしい場所。
しかし、(色の感じからして)最近樹皮を剥がされたもよう。



その後自宅近くを回り、カブトペアをお持ち帰り。

▲昨年、Pさんと来た場所のひとつ。


無計画にブラッと出かけたわりに、ミヤマの樹液採集ができそうな
ところが見つかり、収穫があったと思う。