2003年6月27日 

なんか、タクシー採集が思わぬ反響を呼んでちょっぴりこそばゆい感じ。
でもあれだね、もっと通勤帰りの採集者数が増えて駅で誘い合って相乗りできれば・・・、
と思ったけど結局現地で競争になっちゃうからこれは無理だわね。
ただこの季節、飲んだり歌ったりの遊興費がほとんどゼロだから、タクシー使っても
全然財布は痛くないんですよね・・・って、納得させてるわけ。

さてさて雨降りの後、南風微風のコンデションなので、ひとつ回っときましょう!
今夜はバスと徒歩です。

樹液の出はすこぶるよいものの、今シーズンまだヒラタを見ていないクヌギ。
なーんか樹液下の根元に穴があいてるぞ!
まるで、干潟にたくさんあるカニの巣穴みたいだ・・・。

▲樹液が雨と混じり、強烈な匂いを放っている。

掘ってみると、おおっ、ピッカピカのメスだ・・・



つぎは、ここ3年間見ているのに、ヒラタが全くいないクヌギ。
どうせ駄目だろうと思って通り過ぎようとしたが、いちおう念のため・・・。
めくれ奥を覗いてみるとやはりコクワかな???

▲ヒラタ♂46ミリだった。さらにとなりに♀が寄り添って・・・。

気をよくして、これまたヒラタ実績なしのコナラへ。

▲えっ? こんなとこに♂38ミリが挟まっているとはね〜


▲以上3頭をまとめて記念撮影後、リリース。


▲今夜は、どの種も♀がやたら多く目に付いて、なんかレディースデーって感じだ。

なんか今日はバカにヒラタの出がよい。他のポイントでもそうなのだろうか?
ということでシラカシポイントへ。

▲パッと見て、例のごとくコクワ集団かと思ったがさにあらず。
左下のゴキの目の前で、窪みに体を突っ込んでいるヤツらは?


♂32ミリと、それより大柄な♀。なんか尻に敷かれている感じのカップル・・・
と余計な感想が浮かんでくる。

いや〜、西日本の樹液採集の感覚ってコレに近いのかな?
関東じゃ、河川敷ならまだしも雑木林ではめったにこんなことはないだろうけど、
きょうはなんか特別な日だったんでしょう。きっと他の人も今夜は同じ体験をしているのでは?
でもやっぱり60オーバーいないから、やっぱここは紛れもなく関東なんだなぁ。