2003年6月5日(木)  『ナイトゲーム』

唐突だが、”樹液採集と両立しないもの”のひとつに、”プロ野球観戦”があげられるだろう。
ペナントレースの大部分が樹液採集期間と重なるだけでなく、ほとんどナイトゲームだから、時間帯まで
ダブルブッキングで困ったものだ。 せいぜい雨の夜に東京ドームの巨人戦がゆっくり見られるくらいだ。
自分も樹液採集に目覚める以前は、会社の野球部仲間と帰りに神宮球場へ寄り、ビール片手に観戦した
ものであった。
採集も野球も好き! という人は、いったいどのようにこの問題を解決しているのだろう?
♪なんでだろう〜 なんでだろう〜 どうしてるんだろう〜♪

@野球中継をビデオ録画しておく
Aスポーツニュースを見て我慢する
B樹液採集は、月曜にまとめて行う
C通勤用のイヤホン付き携帯ラジオを聴きながら雑木林を歩く
D試合終了後に採集に出かける

驚くなかれ。じつは私は、Cの実践者である。そしてAで映像を確認しておしまい。
雑木林スタジアムで期待の木が近づき、大物がいる予感が高まってわくわくドキドキするのと、
チャンスが膨らみ、期待のバッターが打席に入る場面がシンクロしたりすると、妙にハイな気分になるのだ。
「打った〜、大きい!」とアナウンサーが絶叫した瞬間、
こちらは、「いた〜、大きい!」となるわけで、
「今シーズン第一号ホームラン!!!」に対して、
「今シーズンのノコ第一号!!!」と呼応するのは贅沢な楽しみだったりして・・・。

今夜は、8回に江藤の3ランが飛び出した瞬間、初ノコを発見した。
ノコは赤かった。カープは赤ヘルだ。これはカープの守護神が現れたようなもんだな・・・などと、
勝手に空想を膨らませて写真を撮っていると、案の定カープが大逆転するという展開になった。
これだから、ナイトゲーム(樹液採集)はやめられない。


▲ノコは3♂確認したが、まだ大歯型はいなかった。