2003年6月3日(火)『新兵器』登場

唐突だが、デジカメを新調してしまった。
しかし、昨年から狙っていた機種であり、この機能を使うという意図は明確だったので、
「衝動買い」とはいえない。もう居ても立ってもいられなくなり、試しにいってしまった。

下は何の変哲もないコクワだけれど、今までの写真とは違ってちょっと新鮮な印象がないだろうか?
ふつう暗闇では、ピントが合わない。だからうっすらライトを当てざるを得ないのだが、
どうしてもその瞬間に、クワガタが光に反応して動いてしまう。ま、仮に体が動かなかったとしても、
樹液を吸っていたなら、少なくともその吸い口を引っ込めてしまうぐらいの変化はある。
(カブトは全く動じないことが多いけれど・・・)
とにかくこのコクワくんは、まったく人間やカメラの存在に気づいていなかったようだ。

このデジカメは、暗視スコープのように赤外線を照射して被写体を検出し、液晶画面に画像を表示する
ことができる。で、ピントが合っていることを確認してシャッターを切ると、ストロボが発光し撮影できる、
というわけだ。
これからはこんなふうに、できる限りナチュラルな姿を記録してみたいと思う。



このような、洞の入り口にクワガタがいる場合でも、逃げ込む前の姿を
バッチリ押さえられる。
けっこう病みつきになりそうだ・・・。