2002年9月21日 群馬県・埼玉県 | ||
ヤナギに鈴なりにつくヒメオオの姿を夢見て、爽やかな秋風が吹き渡る高原を走りまわってきた。 まずは、冬にリフトに乗りながら、なんとなく下見をしていたポイントだ。 いままでリフトでは10分もかからないところが、自分の足で登るとこんなに苦しいとは・・・。 |
▲雪のない上級者コースを登る。ハンノキやヤナギもあるのだが・・・。ゲレンデにはコオロギやバッタがいっぱい。 | |
▲さっそく樹液が出ているヤナギを発見! 根元の落ち葉の下にはスジクワガタの♂がいた。 | |
スキー場をあとにして、別の山岳林道へと移動する。谷沿いは広葉樹が多く期待が持てる。 途中アカアシの死体を見つけ、ここならいけると期待が膨らんだが・・・。 |
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▲両側にはヤナギが続く。 | ▲窓を開けひとつひとつ見ていく。首が痛い。 |
▲こんなにあれば何かしらいるはずなのに、どうしてだろう? | ▲ブナやミズナラも多く、発生源はあるはずなのに。 |
▲もう色づいた樹もある。 | ▲イワナが釣れそう。今度は竿持ってこようか。 |
林道をウロウロしたり、ハイキングコースを歩いたりするうちにあえなく日没。 行きと同じように渋滞にはまりながら、失意と反省を胸に埼玉へ。このままではあまりにも苦労が報われないので 9月8日に見つけたポイントへいってみる。 |
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▲スズメバチ、ノコペア、多数のコクワ。 | ▲新成虫と思われるヒラタ。 |
夜の気温は17℃くらいだったが、まだまだ樹液を吸いに来ている。 ここは来年、最重要ポイントのひとつになるだろう。 しかし採集の神様は意地悪だ。あんなに高原のヤナギではそっぽ向いてたくせに・・・。 「キミは浮気をせずに雑木林にいなさい」ということか。 |