2002年7月19日 街灯・樹液採集(東京都・埼玉県・群馬県)
えっ? 今日は金曜でしょ? 平日でしょ? というギモンをよそに、諸事情から土日に遠征ができない
マイティホームさんと私の利害が一致し、急きょ今春の下見箇所の探訪が実現した。
しかも、今日は終業式。分別あるべき大人がムキになり、宿命のライバル・キッズ軍団が活動する直前を
狙って出動し、真昼間からヒラタを狙うという姑息で計画的な犯行。・・・・・・これはまったくもってお笑いである。(
お笑い度80
▲大きな雑木林だがフツーの市民が散歩するとこ。いいクヌギもあるけどね。
▲カナブン90%、コクワ8%、ノコ1%、カブト1%てな出現率。
とそのとき、お散歩中の地元のおじさんからお声掛け。
「最近全然採れなくなったね〜。去年あたりからだめになった。ヒラタなんか50匹ぐらい
採ったけどね〜。もう時期が遅いね」
私、洞をホジホジしながら心の中で「ハイハイ、わかってます。そのつもりで来たんですケド・・・」
逆立ちしても、ご近所の方にはかないましぇ〜ん。わかっちゃいるけど遠くへ来てしまう・・・。
これまたお笑いだ!(
お笑い度50
さて、笑いすぎて腹が減ったので昼食タイム。午後も長靴で川をジャブジャブわたるポイントから・・・。
▲川沿いにクヌギがわんさか。 ▲ヤブの強力バリアはねのけて・・・。 ▲ノコペアが白昼堂々と。
▲いいめくれもはがされ気味。
▲湿原のヤナギポイント。蛇の恐怖と戦い長靴でズブズブと。 ▲目についたのはトンボくらい・・・。クワカブゼロ。スズメバチ
すらいない。これまたお笑いであった。(
お笑い度50
▲こわーい霊園を、手桶も持たないくせに参拝者の顔して
通り抜け、さらにジャングルかきわけやっと到着。異様な木の
いでたちにびっくりするマイティさん。苦労したわりにカブトとコ。
・・・やはりお笑いでしょう。(
お笑い度30
▲田んぼ脇。カブ、ノコ、コ、スジ。 ▲ため池脇。カブ、コ。
やってきましたミニ台場。これでお肌カサカサ状態だったら、切り倒して「木炭の刑」に処す! と堅く心に決めて
いたのを台場も察知していたようで、まじめに樹液出していてくれました。合掌し、採集前に木に深く一礼!
▲ボクトウガ幼虫とカブトがなにやら、密談中。え?なになに?「おまえを守ってやるからおいしいところ、
独占させてちょ!」 世の中ギブ・アンド・テイクの関係? 人間社会みたいでこれまたお笑い。(
お笑い度60
時すでに午後7時半。えっ? これから街灯回ってミヤマ探し。それって上司の命令? じゃ、仕方ないからいくと
しますか! え〜とこの国道通って峠越えて・・・と壮大な計画。大きな川に架かる橋や自動販売機などいたるところで
駐停車ならびに怪しい行動。市民から通報あったか、パトカーが我々に横付け。街灯採集がいかに楽しく有意義な
ものかを強調させていだきました。いい水銀灯の場所質問したんですが、ご存じなかったご様子(あたりまえだ)。
警官にいい街灯ポイントを尋ねるなんぞ、 頭のネジが緩んでる証拠。まさにお笑いである。(
お笑い度70
▲行けども行けども、ノコ、コ、アカアシ、スジ、カブトばかり。
▲民家の白壁に巨大ミヤマ発見! 網で採ろうと
したら、屋根の樋に落下して苦労が水の泡に。
まさにギャグ状態。(
お笑い度100
結局ミヤマはメス2匹のみで気が付いたら午前1時。ひえ〜、そろそろ帰途につきますか。高速飛ばして帰宅は午前3時
半。マイティさんには朝9時から18時間も運転していただいた。街灯ごとに停車&徐行という面倒なテクニックもお疲れ
です。この一日の珍道中をお笑いと言わずしてなんと言おう。