2002年7月4日 樹液採集(埼玉県)
梅雨の中休みの晴天。最高気温33℃、夜になっても25℃もある。
平日というのに、大人の採集者を3人も見かけた。誰が見ても今日は採集日和なのだろう。カブトやノコの数が少ない。
カブトの生体が見られない・・・のは、採集されたからなのか、と思いながら歩いていく。
▲カブトの地上における活動時間はあまりにも短い。鳥の立場から見れば、カブトの賞味期限はあまりにも短い。
▲根元が乳酸飲料のようになっているクヌギがあった。 ▲その下の土を20pほど掘り下げてみる。すると、ポコッと
蛹室のような楕円形の空間があいた。樹液がたまっている。
▲その樹液つき個室にいたのはこの39ミリ。こんないい部屋をつくったので、高温多湿でもわざわざ地上に出る必要が
ないらしい。そういえば鳥に食われたヒラタって見たことないなあ。(絶対数が少ないから当たり前だが・・・)