2002年6月15日 街灯・樹液採集(山梨県・埼玉県)
「はっきりしない天気ですねェ」とか「ジメジメしていやですねェ」なんていう会話は、この時期の街中では定番の挨拶。
しかし農村では、「いいあんばいに降ってきたねェ」とか「今年も豊作かねェ」というのが正直な心境にちがいない。
さて今日は山梨へ日帰り出張だ。
関東平野は雨に煙っている天候だったが、山梨に入ると一転して青空がのぞき気温もぐんぐん上がっている。
期待を込めて林道沿いのヤナギ群生地帯へ寄ってみたが、クワガタの姿は全く見られなかった。
▲広葉樹の多い山間に、田んぼや果樹園が点在している
▲ガムシ?とその幼虫が芋虫に食いついている ▲大きくなったおたまじゃくし。アマガエルのようだ。
さて、19時30分。解散後いよいよ夜の部がスタート。帰りがてら水銀灯や自動販売機をいくつか回ってみることに。
▲すでにおびただしい数の蛾が集まっている。
▲ミヤマとコクワ ▲エゾハルゼミ?
▲シロスジカミキリ ▲街灯に集まる蛾を待っているアマガエル
深夜、埼玉に戻ってくるとすごい霧だ。
いままで樹液があまり出ていないクヌギのめくれなどを片っ端から回ってみた。
けっこうめくれの内側が潤って、香ばしいものが多くなっている。
先日、幹にヒラタが這っていたクヌギのめくれを覗くと、やはりヒラタがいた。同個体かどうかは不明。(奥深くなので撮影不可)
常連のノコ、コクワの顔をしばし拝んで、終了。
▲この期待のクヌギにもかなり樹液がでており、コクワがめくれ内に隠れていた。