2002年5月29日 樹液採集(埼玉県)
今夜は時間がとれなかったので、シラカシだけを見てきた。
去年、そして一昨年もそうだったが、6月中旬になるとここにはヒラタが出てくる。
シラカシの場合、コナラやクヌギのように大量に樹液が流れることは稀で、ポツンとにじむように出ることが多い。
しかも気まぐれで、数日後にはまるで雪が解けるように消えてしまい、気が付くととんでもなく高いところに
出ていたりする。クワガタはそのたびに幹を這いながら樹液を探すはめになるので、われわれ採集者にとっては
貴重な発見のチャンスになる。
▲根元のわずかな樹液に来たコクワ♂。 ▲一瞬ヒラタか!と期待させた大型。

ここはカブトやノコがほとんどいないので、コクワとヒラタが勢力争いをしている。
7月中旬になるとカナブンやハナムグリの大群が現れるので、それまでがヒラタの活動期間ということになる。
とにかく、ストーカーのように毎日しつこく通ってみるしかない。