2002年5月25日〜26日 灯火&樹液採集(山梨県・埼玉県)
山梨といっても、オオクワの里・韮崎とはかなり離れたところへの出張である。
しかし標高がかなりあり、ミヤマ・ヒメオオ・ルリなどの実績がある地域だ。
宿泊先のすぐ近くの食堂にはいり、そばを運んできてくれた働き者の小学生男子としばし会話。
なんと驚くべきことに一週間ほど前にミヤマを採ったそうだ。今年は異常だ。おかしい・・・お母さんも異口同音に答える。
▲ヤシャブシもけっこうはえている。
満月が煌々と冴え渡る夜。ミヤマ発見ポイント周辺の水銀灯を見て回る。この時期に、街灯廻りなんて馬鹿げている
と思いながら、同僚も誘い真剣に見てしまった。残念ながらコガネムシと蛾ばかりだったが、1ヵ月後にはまちがいなく
クワガタが飛来するだろう。
さて翌日、現地解散後に以前目をつけていたヤナギ地帯に急ぐ。気温はかなり上昇している。
▲すっかり葉が細長く伸びたヤナギ。いつクワガタが付いていてもおかしくない。
▲しかし、いるのはこんな虫たち。これは何の幼虫だろう。
おっと、のんびりしてばかりはいられない。帰りの行楽渋滞を忘れていた・・・。
▲ひぇ〜、勘弁してくだせぇ〜 ▲美しい虹が…、なにかいいことあるのかな?
20キロほどの渋滞をくぐりぬけ、なんとか埼玉へ。帰宅前にいつもの地元ポイントへ寄ってみましょ。
▲歓迎してくれたのは、いつものコクワたち。しかし、クヌギの樹液が少し出始めたかな?