2002年5月18日−新規開拓&樹液採集(神奈川県・埼玉県)
神奈川の山間部に急きょ取材に出かけることになった。
朝8時前に埼玉を出発したが、昨夜からの雨はいまだ降り続いている。
約2時間半で現場近くに到着したが、先方には13時のアポを取っているので、しばし周辺をうろうろすることができた。
ゆるやかな丘陵地帯で、時折みかん畑などもある。やがてクヌギの多い樹林帯を見つけ、雨の中カッパをまとい突入。
根元がふくらみ幹が複数出ている台場風のクヌギが目立つところで、4〜5本写真に収めた。
ここでタイムアップ。昼食をとり取材先へ急ぐ。
▲コレを見て、何がどうなったものか即座にわかった方は、かなりのアウトドア&インテリア通。
実はクワガタもよく取れるヤシャブシの実を焼き炭にしたもの。とっても香ばしい。炭といっても、最近流行の鑑賞用のものだ。
取材先ではクリのイガやドングリの炭なども作っていた。庭先(といっても山林だが)の大木には鳥の巣箱状のものがあり、
尋ねてみると、なんと「ムササビ」が住み着いているというので驚いた。
さて、肝心の新規開拓ポイントの写真だが、取材先での撮影カット数が思いのほか多く、デジカメのメモリーが不足したため
残念ながら消去せざるを得なくなってしまった。せめて自分の頭の中のメモリーに残しておこう。

夕方6時ごろ、現地を発ち帰途につく。雨も上がったので、帰宅前に埼玉の地元ポイントに立ち寄ってみた。気温は約15度と
涼しく、また疲れのせいもありテンションは極めて低い。が、ついシーズンイン後の「慣性の法則」で、体が急に止まれないと
いうのが正しい。
▲ヒラタポイントをはじめ数ヶ所寄ったが、雨でアメリカンになった樹液にコクワをわずかに見た程度。
いつになるか未定だが、きょうの取材先には再訪しそうなので、みかんの木にたかるヒラタ?(笑)などをねらってみるのも
楽しいかもしれない。次回はきっと晴れますように。合掌!