2002年4月15日−樹液採集(埼玉県)
今日は東京都八王子市で30.2℃を記録。4月としては観測史上最高の気温だそうだ。
夜になっても20℃以上をキープしているのでテンションも高まり、ついに樹液場を見に雑木林へ出かけてしまった。
さすがに樹液の出ている木は少なく、泡立って発酵臭が漂っているのは下の写真のコナラぐらい。
所狭しとケシキスイの群れがたかっていた。
▲クワガタがいないうちに「吸い放題」を決め込んでいるらしい。
別のコナラ洞の奥にコクワ♂を見たが、樹液じゃないので感動はいまひとつ。
移動してシラカシのあるポイントへ。
やはりほとんど樹液はでていないが、4本目のシラカシで、ほんのわずか染み出て
いる樹液にコクワを発見。今年の樹液採集第一号である。
▲まさに砂漠のオアシス状態。顎を変形させて、くぼみに押しつける格好がとてもいじらしい。
隠れ家から出てきた記念すべき日は、どんな一日だったのか・・・
採集地近くの気温を記録に残しておこう。
やはり今シーズンの出足は早い。5月中にひとつのピークが訪れるかもしれない。