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最終更新:2013/12/30

昔のファイルを引き継いでいるため、内容もソースもぐちゃぐちゃです。追々修正します。したいです。

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Linux関連(Redhat/Fedora)

環境設定

無線LANに再参加する(2012/3/13)

うちの環境が変態なせいか、無線でLANに接続しているLinux端末がしばしばネットワークを見失ってしまう。その際にLANへ復帰するためのメモ。Fedora 16上で確認。

とりあえず復帰の手順。

  1. 無線LANとの接続が切れていることを確認する。
    iw dev {インターフェイス名} link
    
  2. 1.で”Not connected.”と表示された場合、端末は無線LANから切り離された状態にあるので、再参加を行う。
  3. 無線LANインターフェイスをシャットダウンする(これを省いた場合、変なIPアドレスが割り振られてネットワークに復帰できないことがあったため)。
    ifconfig {インターフェイス名} down
    
  4. 無線LANへ接続(WEPの場合。暗号化なしはconnectまでで大丈夫だと思った。他の方法は知らん)。
    iwconfig {インターフェイス名} essid "{SSID名}" keys d:1:{WEP KEY(16進数)}
    
  5. インターフェイスにIPアドレスを再割り当てする(dhcpの場合はdhclient起動すれば行けると思うけど、未確認。起動前に既存デーモンは殺した方が良いかと)。
    ifconfig {インターフェイス名} {IPアドレス} netmask {サブネットマスク} \
    broadcast {ブロードキャストアドレス} mtu {MTU値}
    
  6. ルーティングテーブルを再登録(事前にrouteコマンドで自分の環境のルーティングテーブルを把握し、その通りに再設定する。自宅ではこんな感じだった)。
    route add link-local netmask 255.255.0.0 metric 1003 {インターフェイス名}
    route add default gw {デフォルトゲートウェイのIPアドレス} wlan0
    
  7. 以上を踏まえて、こんな感じのスクリプトを作ってcronで回す。とりあえずうちでは10分おきにチェックするようにしてみた。
    checknet.sh
    
    #!/bin/sh
    
    var=`iw dev wlan0 link`
    
    if [ "$var" != 'Not connected.' ];
    then 
     echo 'link ok' > /dev/null 2>&1
     exit 0
    else
     echo 'link bad' > /dev/null 2>&1
      ifconfig wlan0 down
      iwconfig wlan0 essid "xxxxxx" key yyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyy
      ifconfig wlan0 192.168.1.50 netmask 255.255.255.0 broadcast 192.168.1.255 mtu 1454
      route add link-local netmask 255.255.0.0 metric 1003 wlan0
      route add default gw 192.168.1.90 wlan0
     exit 255
    fi
    
  8. crontabはこんな感じ。
    */10 * * * * root /usr/local/scripts/checknet.sh > /dev/null 2>&1
    

・・・いま思ったけど、普通にifdown、ifupで良くね? いや確か、あえてそうしなかったのは何か理由があったはずなんだが、思い出せない。何でだっけな??

ちなみにifconfigip addrip linkに置き換わる予定らしいので、気が向いたらそちらでの実装方法も調べてみる予定。あと、iwconfigでなくiwコマンドでアクセスポイントに接続するのが今後の主流になる予定らしいのだが、試した範囲ではうまく動かなかったので今後の課題としておく。

●MTUの設定

設定場所

どこでMTUを設定するのか、色々と調べてみても情報が錯綜していていまいちわからないが、とりあえず自宅では”/etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-ethX”に以下の1行を加えることで動いている。インターフェースごとに指定できるので、理屈から考えればこれで正しいのかも。

MTU=XXXX

Samba関連

Fedora 9へのSamba 3シリーズの導入

下準備

Samba.org等からソースコードをダウンロードし、展開後にSourceディレクトリに移動。

例:
{SAMBA_SOURCE_DIRECTORY}:tarボールを展開したディレクトリ。
{SAMBA_INSTALL_DIRECTORY}:sambaのインストール先ディレクトリ。

tar xvf samba-3.x.x.tar.gz cd {SAMBA_SOURCE_DIRECTORY}/source

続いて、autogenを走らせる。

./autogen.sh
コンパイル

特にオプション等の指定が必要なければ、そのままconfigure後、makeを行う。

./configure make
導入

スーパーユーザにスイッチし、インストールを行う。

su make install
設定

samba導入後、いくつかの設定が必要。以下に順を追って示す。

  1. Linux上に、sambaでログインを行うユーザを作成する(既存のユーザを利用する場合は、不要)。

    useradd -M {新規ユーザ名}

    -Mは、ホームディレクトリを作成しないオプション。

  2. sambaに、ユーザを追加する。

    {SAMBA_INSTALL_DIRECTORY}/bin/smb/smbpasswd -a {ユーザ名}

    続いて、パスワードの設定を求められるので、任意のパスワードを設定する。

  3. sambaの起動スクリプトと設定ファイルを作成する。Fedoraの場合、パッケージに同梱されているRedhat用のファイルを流用可能。
    それぞれのファイルは、ユーザ環境に合わせて設定すること。

    例:smb.initの場合。

    ... # Source networking configuration. . /etc/sysconfig/network if [ -f /usr/local/samba ]; then . /usr/local/samba fi ... # Check that smb.conf exists. [ -f /usr/local/samba/lib/smb.conf ] || exit 0 # Check that we can write to it... so non-root users stop here [ -w /usr/local/samba/lib/smb.conf ] || exit 0 ... start() { KIND="SMB" echo -n $"Starting $KIND services: " daemon /usr/local/samba/sbin/smbd $SMBDOPTIONS RETVAL=$? echo KIND="NMB" if [ x"$ISNETBIOSDISABLED" != x"Yes" ]; then echo -n $"Starting $KIND services: " daemon /usr/local/samba/sbin/nmbd $NMBDOPTIONS

    それぞれのスクリプトが作成できたら、必要なディレクトリにコピーする。

    cd {SAMBA_SOURCE_DIRECTORY}/packaging/RHEL/setup cp smb.init /etc/rc.d/init.d/ cp smb.conf {SAMBA_INSTALL_DIRECTORY}
  4. sambaをサービスに登録する。

    chkconfig --add smb.init
  5. sambaサービスを起動する。

    service smb.init start

    無事に起動できたら、OS起動時に自動実行するように設定する。

    chkconfig smb.init on
  6. クライアントからsambaへ接続できること。接続できない場合、ファイアウォールでフィルタリングされている可能性がある。設定を作成するか、ファイアウォールを無効にすること。

    service iptables off

2008.10.09記。

●samba3

ミラクル・リナックスよりsamba-3.0.2a-i18n.tar.gzを入手し、ソースコードにパッチを適用。
ソースコード展開後、patch -p0 < samba-3.0.2a-i18n.patch

source/modules/vfs_hex.cをコピー。
Makefile.inとconfigure.inを編集

Makefile.in

 VFS_CAP_OBJ = modules/vfs_cap.o
+VFS_HEX_OBJ = modules/vfs_hex.o
 
 bin/cap.@SHLIBEXT@: $(VFS_CAP_OBJ:.o=.@PICSUFFIX@)
   @echo "Building plugin $@"
   @$(SHLD) $(LDSHFLAGS) -o $@ $(VFS_CAP_OBJ:.o=.@PICSUFFIX@) \
+    @SONAMEFLAG@`basename $@`
+
+bin/hex.@SHLIBEXT@: $(VFS_HEX_OBJ:.o=.@PICSUFFIX@)
+  @echo "Building plugin $@"
+  @$(SHLD) $(LDSHFLAGS) -o $@ $(VFS_HEX_OBJ:.o=.@PICSUFFIX@) \
     @SONAMEFLAG@`basename $@`

configure.in

-default_shared_modules="vfs_recycle vfs_audit vfs_extd_audit vfs_netatalk vfs_fake_perms vfs_default_quota vfs_readonly vfs_cap charset_CP850 charset_CP437"
+default_shared_modules="vfs_recycle vfs_audit vfs_extd_audit vfs_netatalk vfs_fake_perms vfs_default_quota vfs_readonly vfs_cap vfs_hex charset_CP850 charset_CP437"
 
 SMB_MODULE(vfs_cap, \$(VFS_CAP_OBJ), "bin/cap.$SHLIBEXT", VFS)
+SMB_MODULE(vfs_hex, \$(VFS_HEX_OBJ), "bin/hex.$SHLIBEXT", VFS)
./autogen.sh
./configure --prefix=/usr/local/samba3 --with-libiconv=/usr/local/lib LDFLAG=-L/usr/local/lib
make
su -
make install

smb.conf

●PHP on Apache2

http://www.php.net/manual/en/install.apache2.php

apache2

./configure --enable-so

PHP

./configure --with-apxs2=%apacheをインストールしたディレクトリ%/bin/apxs --with-regex=TYPE

TYPE: system, apache, php default: php

cp php.ini-dist /usr/local/lib/php.ini 
httpd.conf

PHP4の場合。

LoadModule php4_module libexec/libphp4.so

PHP5の場合。

LoadModule php5_module libexec/libphp5.so
Addtype application/x-httpd-php .php .phtml
hosts.allow
httpd : ALL

●ntp client

./configure
make
make install

/etc/ntp.confにサーバを追加。

server [タイムサーバのIPアドレスorホスト名]

システム時刻を取得。

ntpdate [タイムサーバのIPアドレスorホスト名]

clock -w

/etc/rc.d/init.dに、ntpdの起動スクリプトを作成。

#!/bin/sh
#
# ntpd      This shell script takes care of starting and stopping
#       ntpd (NTPv4 daemon).
#
# chkconfig: - 26 74
# description: ntpd is the NTPv4 daemon.

# Source function library.
. /etc/init.d/functions

# Source networking configuration.
. /etc/sysconfig/network

# Check that networking is up.
[ ${NETWORKING} = "no" ] && exit 0

[ -x /usr/local/bin/ntpd -a -f /etc/ntp.conf ] || exit 0

RETVAL=0
prog="ntpd"

start() {
    # Adjust time to make life easy for ntpd
    if [ -f /etc/ntp/step-tickers ]; then
        echo -n $"Synchronizing with time server: "
        /usr/local/bin/ntpdate -s -b -p 8 -u \
            `/bin/sed -e 's/#.*//' /etc/ntp/step-tickers`
        success
        echo
    fi
        # Start daemons.
        echo -n $"Starting $prog: "
        daemon /usr/local/bin/ntpd
    RETVAL=$?
        echo
        [ $RETVAL -eq 0 ] && touch /var/lock/subsys/ntpd
    return $RETVAL
}

stop() {
        # Stop daemons.
        echo -n $"Shutting down $prog: "
    killproc ntpd
    RETVAL=$?
        echo
        [ $RETVAL -eq 0 ] && rm -f /var/lock/subsys/ntpd
    return $RETVAL
}

# See how we were called.
case "$1" in
  start)
    start
        ;;
  stop)
    stop
        ;;
  status)
    status ntpd
    RETVAL=$?
    ;;
  restart|reload)
    stop
    start
    RETVAL=$?
    ;;
  condrestart)
    if [ -f /var/lock/subsys/ntpd ]; then
        stop
        start
        RETVAL=$?
    fi
    ;;
  *)
        echo $"Usage: $0 {start|stop|restart|condrestart|status}"
        exit 1
esac

exit $RETVAL

●vsftpd

make
make install
cp vsftpd.conf /etc

vsftpd.confを編集。

anonymous_enable=NO
local_enable=YES
local_umask=

./RedHat/vsftpd.pamを/etc/pam.d/にコピー。

iptables -t nat -A PREROUTING -p tcp --dport 15021 -j R
EDIRECT --to-ports 21
iptables -t nat -A PREROUTING -p tcp --dport 15020 -j R
EDIRECT --to-ports 20

iptables -t nat -A OUTPUT -p tcp --dport 20 -j REDIRECT
 --to-ports 15020
iptables -t nat -A OUTPUT -p tcp --dport 21 -j REDIRECT
 --to-ports 15021
# vsftpd config file /etc/vsftpd.conf

anonymous_enable=NO

local_enable=YES
local_umask=011
chroot_local_user=YES
#chroot_list_enable=YES
#chroot_list_file=/etc/vsftpd.chroot_list

userlist_enable=YES
userlist_deny=NO

#ascii_download_enable=YES
#ascii_upload_enable=YES
write_enable=YES

dirmessage_enable=YES
xferlog_enable=YES
log_ftp_protocol=YES

connect_from_port_20=YES
ftpd_banner=Watashiwa uchuu no teiou ZAKARITE da.

use_localtime=YES

listen=NO

OS/2関連

雑記

オリジナルconfig.sys

2014/6/18記載

OS/2起動時にALT+F1キーを押し、F2の「オリジナルconfig.sysを使用」を選択したときに使用されるconfig.sysは以下の通り。

x:\os2\boot\config.x

読み取り専用属性がついているため、編集時は事前にattrib -a config.xで属性を外す必要がある。

USBメモリの使用法

2013/12/30記載

市販されているFAT32ファイルフォーマットではロングファイルフォーマットを使用できない
OS/2、eComstationで市販のUSBメモリを使用すると、FAT32でフォーマットされているにもかかわらずロングファイルフォーマットが使用できない。あるいはファイルコピーが行えない等、正常にUSBメモリが使用できないときの対処法。
  1. Windows上でUSBメモリのボリューム(パーティション)を削除する・・・のだが、Windows標準の管理ツール「ディスクの管理」ではフラッシュメモリ上のボリューム削除が行えないらしい。市販やフリーのボリューム操作ソフトを使って削除するべし(バッファローやパナソニックといったフラッシュメモリデバイスのベンダーが、その手のユーティリティを公開しているらしい)。ちなみにうちではAcronis Disk Directorを使っているが、ボリュームを削除するのにいったんOSを再起動しなくてはならず面倒なのでお勧めしない(もしかしてCDブートして作業すれば良いのかも)。
  2. ボリュームを削除したUSBメモリ上に、OS/2、eComstationのLVMでボリュームを作成する。
  3. ボリュームを作成したUSBメモリをWindows PCに取り付け、FAT32でフォーマットする
以上

トラブル編

●NetdriveでSambaサーバにアクセスできない

現象

Netdrive + SMBプラグインの環境にて、Sambaサーバにアクセスできない。

原因

必要なダイナミックリンクライブラリを読み込めていない。

確認事項

config.sysに”SUPPRESSPOPUPS=x”(※xは任意のドライブレター)を設定し、エラーログ(popuplog.os2)を収拾する。エラーログに、以下のような出力があるかを確認する。

02-11-2008 02:23:21 SYS2070 PID 0056 TID 0002 Slot 00b3
x:\APP\NDFS\SMBCD.EXE
SMBCD->LIBLDAP._ldap_err2string
127
解決策

LIBLDAP.DLLが正常に読み込まれているかを確認する。以下の事項を確認すること。

余談

Netdriveを使用する場合、プロトコルでTCP/IP over NETBIOSは必要ない。TCP/IPだけあればOK。

●Injoy Firewall 4がアンインストールできない

現象

GUIを使用してInjoy Firewall 4、またはドライバ($FXWRAP.SYS)のアンインストールを行ったのに、実際にはアンインストールされていない。

原因

不明。うちだけの不具合かも。

解決策

Injoy Firewall 4では従来通り、コマンドラインベースのインストーラも用意されているので、そちらを利用してみる(といいつつ、実はまだ試してない・・。最悪、手動でアンインストールできるし)。

サーバ構築・運用編

●各種サーバ環境の構築について

ここではApache、Tomcat、MySQLを使用してWebサーバを組む方法について説明します。

事前準備

以下のものを準備します。

DLL関連

上記はftp://ftp.netlabs.org/pub/gcc/あたりから拾って、該当DLLをLIBPATHの通ったディレクトリ(x:\os2\dll等)に格納しておきます。

Java関連

上記いずれかがあればOK。Innotek版はhttp://download.innotek.de/javaos2/142_09/install_sdk.exeから入手、またGolden Code版ならばhttp://www.goldencode.com/から購入することができます。

Tomcat 5.5.x
Tomcat本体関連

http://tomcat.apache.org/download-55.cgiから、以下のパッケージをダウンロードする。

Tomcat起動スクリプト

http://hobbes.nmsu.edu/あたりからtomcat_5-0-27_os2.zipをダウンロードする。

JDBC Driver for MySQL(Connector/J)

MySQLの公式サイトからダウンロード(5.0で動作確認)。

Apache 2.2.x for OS/2
MySQL for OS/2
PHP for OS/2(必要に応じて)

上記3つのパッケージはhttp://smedley.info/os2ports/から入手できます。

導入方法
Tomcatの導入

各アーカイブを同一ディレクトリに置き、unzip -dで展開する。展開後、サブディレクトリを含めてディレクトリごとインストールしたいディレクトリにコピーまたは移動する。

  1. tomcat/bin以下の拡張子「.sh」「.bat」を削除する(削除しなくてもかまわないが、OS/2環境では不要)。
  2. インストールディレクトリのcommon以下にclassesとlibディレクトリを作成する。
  3. conf/server.xmlで、以下の設定がコメントアウトされていたらコメントを外す。
    <!-- Define an AJP 1.3 Connector on port 8009 -->
    
  4. Tomcat起動スクリプトのアーカイブを展開し、拡張子「.cmd」のファイルをtomcat/binへコピーする。
Apacheの導入

Apacheのアーカイブを展開し、conf/httpd.confを編集する(Tomcatとの連携用)。

  1. 以下の行のコメントを外す。
    LoadModule proxy_module modules/proxy.dll
    LoadModule proxy_ajp_module modules/proxy_aj.dll
    
  2. 以下の行を追加する。
    <Proxy *>
      Order Deny, Allow
      Allow from all
    </Proxy>
    
    <Location /jsp-examples>
      ProxyPass ajp://localhost:8009/jsp-examples
    </Location>
    
    <Location /servlets-examples>
      ProxyPass ajp://localhost:8009/servlets-examples
    </Location>
    

その他、httpd.conf内のPathやstartup.cmdなどを環境に合わせて設定する。

PHPの導入

必要に応じて、PHPの導入作業を行う。ここでは、PHPとApacheの連携方法についてのみ解説します。

  1. PHPのアーカイブを展開する。
  2. php5.dllとmodphp5.dllをApacheインストールディレクトリのmodules以下にコピーする(php5.dllはos2/dll以下にコピーしてもOK)。
  3. Apacheインストールディレクトリのconf/httpd.confに以下の行を追加する。
    LoadModule php5_module modules/modphp5.dll
    
MySQLの導入

MySQLのアーカイブを展開する。展開後、中に含まれているzipファイルを展開すると、MySQLを展開したディレクトリ内にdataディレクトリが作成され、初期データベースが作成される。

注意事項

MySQL 5.0.33のデフォルト動作は、ストレージエンジンにInnoDBを使用している。がしかし、mysqld実行後、mysqladmin -u root shutdownを実行するとmysqldは終了するものの、pidファイルが削除されずにmysqladminが終了しない状態となる。ctrl+cで強制終了すると、次にmysqldを起動したときにInnoDBがリカバリーを始めるがそれに失敗し、mysqldが起動できなくなる。

回避方法

InnoDBを使用しないか、mysqld --console --logと、ログファイルを作成するようにすると、(何故か)起動できる。

JDBCの導入

JDBC Driver for MySQL(Connector/J)のアーカイブを展開する。

  1. mysql-connector-java-x.x.x-bin.jarをtomcatインストールディレクトリ内のcommon/lib以下にコピーする。

起動確認
MySQLの起動

mysql\bin\mysqld.exeを起動する。

前述の通り、pid関連で問題が発生するため、うちではmysqld --console --logとオプションを指定している。

Tomcatの起動

tomcat\bin\catalina startで起動する。

環境変数JAVA_HOMEに、Javaのホームディレクトリを指定していないと、起動できないので注意。config.sysであらかじめ指定しておけば問題ないが、うちでは複数バージョンのJavaを導入しているので、起動の都度、環境変数の設定をしている。

Apacheの起動

apache\startup.cmdを起動する。

startup.cmdは、自分の環境に合わせて編集すること。

以上を実行後、Webブラウザでhttp://localhostにアクセスし、Apacheが正常に起動できること。また、http://localhost/jsp-examplesやhttp://localhost/servlets-examplesにアクセスするとTomcatのサンプルページが表示されることを確認する。MySQLとの連携の確認方法は、http://tomcat.apache.org/tomcat-5.5-doc/jndi-datasource-examples-howto.htmlを参照すること。

その他(ハードウェアやインストール関連の話題)

●リモートインストール

Xircom CE3-10BTを利用したThinkPad 560Eへのリモートインストール

CE3-10BTのドライバはポイントイネーブラのため,PCMCIAのソケットサービスは不要。また,IRQのデフォルト値である5はThinkPadのサウンドチップであるESS1688と競合するので,10あたりに変更しておくこと。

インストール中にサーバを見失った場合は,以下の手順で復帰。

また,PROTOCOL.INIでNETBEUIのタイムアウト時間と試行回数を増やすことで回避できる場合もあるようだ。たとえば,以下のとおり。

[netbeui_nif]
  NETBIOSTIMEOUT = 1000(デフォルトは500)
  NETBIOSRETRIES = 5   (デフォルトは3)

これまでサーバを見失うとか騒いでいた問題、PCカードを100base-TX対応製品に換えたところあっさり解決。ということで、サーバ/クライアント双方のLANカードは転送速度を統一しておくことが望ましい。

インストール後,PCMCIAサービスを利用する場合はCONFIG.SYSの「DEVICE=IBM2SS01.SYS」の行で明示的にCE3-10BTを利用するソケットを確保しておく。

例)ソケット2を指定する場合。

DEVICE=IBM2SS01.SYS /IG0=2

●サウンドカード上のドーターカードを認識させる

OS/2でSound Blaster上のMIDIドーターカードを認識させる方法

デバイスドライバにEXTオプションを指定する。

DEVICE=C:\MMOS2\SB16D2.SYS /C:1 /D:1 /H:5 /I:5 /A:220 /B:8 /M:330 /N:SBAUD1$ /Q /EXT

●CD-ROMドライブの共有方法

OS/2でのCD-ROMドライブの共有方法
  1. WarpCenter から [接続]→[ネットワーク]→[ネットワーク・サービス]→[共用資源およびネットワーク接続] を開き,[共用資源およびネットワーク接続・プロパティー] ダイアログを表示させる
  2. [許可] タブを開き,[ACLの作成...] ボタンをクリックする
  3. [ドライブ] 欄のリストボックスから CD-ROM ドライブを選択し,[了解] ボタンを押す
  4. [アクセスの管理] ダイアログボックスが表示されるので,必要に応じて設定し [了解] ボタンをクリックする
  5. [共用] タブを開き,[共用の作成...] ボタンをクリックする
  6. [アクセス制御に対する資源の選択] ダイアログボックスが表示されるので,[ドライブ] の項目から CD-ROM のドライブ名を指定する
  7. [共用の作成] ダイアログボックスが表示されるので,必要に応じて設定し [了解] ボタンをクリックする
  8. [共用] タブの「システムで定義されている共用」に先ほど指定した CD-ROM が表示されていれば OK

●OS/2上でC-FXGAを使用する

OS/2のDOSセッションでPC-FXGAを利用する

DOS/V セッションのプロパティー設定画面で,[セッション(S)]→[DOS設定(S)...]→[すべてのDOS設定]と開き,[DOS_DEVICE]の設定でCD-ROMドライブのDOS用ドライバを導入する。

C:\OS2\MDOS\ANSI.SYS
F:\TEMP\FXGA\DEVICE\ATAPI_CD.SYS /D:CD_ROM

なお,FXGAを起動する際には明示的にCD-ROMドライブを指定できるFXGAplusを使用する。

FXGA.COM /D:CD_ROM

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Windows関連

トラブル編

●Windows XPで音源が使用できない

2010.01.11
現象

ドライバは正常に導入できたが、[コントロールパネル]→[サウンドとオーディオデバイス]→[オーディオ]タブの機器設定プルダウンメニューで、該当の機器が選択できない。デバイスマネージャで該当機器のプロパティを見ると、「ドライバは利用可能ですが、起動されていません。」(もしくは同内容の表示)と表示されている。

原因

Windows XPで使用できる音源数の上限に達しているため。実際に接続している機器が少なくても、過去に着脱した音源のレジストリ情報が残っているため、上記メッセージが表示される場合もある。

対処方法

レジストリから不要な音源の情報を削除する。具体的には以下の手段で。

  1. レジストリから不要な音源のキーを削除する(高難度)。削除するキーを間違うとろくな目に遭わない、リスキーな方法。
  2. レジストリのバックアップから復旧する。こまめにレジストリのバックアップを取得している場合はそこから、最悪、Windows導入直後のバックアップファイルから復旧する。これは”x:\WINDOWS\repair”ディレクトリに保存されている。ハードウェア情報については”system”ファイルに格納されている(らしい。正確なところは不明なので、各自検索されたし)ため、このファイルを”x:\WINDOWS\system32\config”へコピーする。以上で、導入済みアプリケーション等の情報を保ったまま、レジストリのハードウェア情報を初期化できる。

●Windows XPで画面表示がおかしくなる

現象

デバイスマネージャやネットワークのプロパティ画面に何も表示されず、真っ白の状態になる。

原因

レジストリに不要なキーが大量に存在しているため。

Windows XPのService Pack導入時に、レジストリに不要なキーが大量に追加される場合がある。この影響により、デバイスマネージャやネットワークのプロパティが正常に表示されなくなる。

対処方法

レジストリエディタを開き、”$%&”で始まる不要なキー項目をすべて削除する。レジストリ編集前に、バックアップを取得しておくこと。

●ハードウェア関連

Audiotrak MAYAとSound Blaster Live!の2枚差し

デバイスマネージャのCreative MISCデバイス設定でCreative SB16エミュレーションの使用を無効にしておく。

※複数のサウンドカードを利用する際は、SB16エミュレーション(あるいはそれに類する機能)を無効にしないとバッティングするらしい。

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