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バウンダリーゲート |
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ジャンル | ロールプレイング |
発売日 | 1997年1月24日 |
開発元 | パック・イン・ビデオ |
発売元 | NECホームエレクトロニクス |
定価 | 7,800円 |
購入日 | 1997年1月23日 |
購入店名 | -- |
購入価格(税抜き) | -- |
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シナリオ | 6 |
グラフィック | 6.5 |
アニメ(画質) | -- |
アニメ(動き) | -- |
サウンド | 6 |
ゲームバランス | 7.5 |
操作性 | 7.5 |
ゲーム性 | 6 |
総合 | 6.5 |
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いまどき珍しい(?)3DダンジョンRPG。ストーリーは可もなく不可もなく,きわめてオーソドックスに仕上がっている。だからといってつまらないということは決してないのだが,昨今のストーリー指向が強いRPGに慣れてしまうと今一つ魅力に欠けてしまう。出る時期がもう少し早ければそこそこいい線を走れたのではないだろうか? 考えてみれば不憫なゲームである(発売時期が某FFVIIと重なったのも話題に上らなくなった原因の一つか)。
画面は常に3Dで表示され,往年のパソコンRPGの傑作「MIGHT&MAGIC」を彷彿とさせる。ただ,グラフィックの立体感が乏しいために実際に遊ぶときには画面左下に表示されている2Dマップを見がちになり,せっかくの3Dダンジョンをほとんど見る機会がないのが残念だ。
CD-ROMへのアクセスがほとんどないのは特筆に値する。実際,ゲーム中にCDを読みにいくのは町やダンジョン,および店などへの出入りのときくらいで,戦闘などでのアクセスは一切発生しない。もちろんこれは,演出が押さえ気味に作られているせいもあるのだが,数回も見れば飽きてしまうような似たり寄ったりの派手な演出を,毎回戦闘のたびに長々とディスクからロードして見せられるよりははるかにましだと思う。ほかにも敵との遭遇頻度を変更できるなど,常にユーザーサイドに立った作り方には非常に好感が持てる。全体的に非常に丁寧に,かつ堅実に作られたゲームとなっている。難易度もかなり低めで純粋にストーリーを楽しめるので,広く万人に薦められる。
なお本作にはFXのソフトにしては珍しく,アニメーションムービーは一切ないことを付記しておく。 |
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