Review



ミラークルム

ミラークルム

ジャンルロールプレイング
発売日1996年3月29日
開発元レイフォース
発売元NECホームエレクトロニクス
定価7,800円
購入日1996年3月28日
購入店名サトームセン
購入価格(税抜き)--

シナリオ7
グラフィック3.5
アニメ(画質)8
アニメ(動き)7.5
サウンド8
ゲームバランス6.5
操作性6
ゲーム性7.5
総合7.5

 きわめてオーソドックスかつ正統的なRPG。シナリオ,演出ともにとりたてて目立ったところはないので,最近の派手なゲームに慣れきっているような人には不向きかも。フィールドのグラフィックはお世辞にもよいとはいえない。とくに,天候システムの導入のおかげで曇ったときなどは画面がくすんでいるようにしか見えなく,遊ぶ気が半減させられる。反面,キャラクターグラフィックはよくできていて,イベントごとに見られる細かな演技には感心させられる。
 アイテムや技,魔法などの効能が戦闘時に調べられないのは不便だ。また,敵に遭遇しないときにはまったくといっていいほど遭遇しないのに,いったん敵と出会うと立て続けに遭遇するなど,ゲームバランスの調整には不満が残る。もう少し丁寧に作ってほしかったところだ。ミニゲーム,おまけゲームなどの遊びがあるのはうれしい。ほかに,CDのアクセス時間が短く快適に遊べるのもよい点のひとつだ。

1997/3/9


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