97年12月にマルタ共和国を訪問

白鳥 令は、1997年12月7日から14日まで日本マルタ友好協会の会長として、69名の親善使節団を率い、地中海に浮かぶ「世界遺産の島」マルタ共和国を訪問し、同国大統領 Ugo Mifsud Bonnici 大統領や、首相 Alfred Sant 博士と歓談をした。



Bonnici 大統領と会見する白鳥令

 マルタ共和国は人口37万人の小国ながら、大陸棚条約の締結や東西冷戦の解消に積極的な役割を果たしたことで知られる。
 四つの島から成立し、人類最古の建造物(西暦紀元前5000年に建てられた神殿)や聖ヨハネ騎士団の残した文化財が観光客を魅惑する。首都の要塞都市バレッタは、全体が世界遺産に指定されている。
 また、第一次大戦の日本の唯一の戦没者であった特務艦の水兵たちのお墓を第二次大戦中も手厚く管理をしていた紳士的な国でもある。昭和天皇も皇太子時代に訪問され、その時植えられた松が現在も残っている。



Marsaxlokk湾の風景

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地中海の夜明け(Saint Gorge Hotelの部屋から)