ホタテは、主に、耳つり養殖による噴火湾産沿岸産と、
地まき養殖によるオホーツク海岸産や道東産に大別されています。
道立函館水産試験場によると、道内のホタテの年間漁獲量35〜40万トンのうち、噴火湾沿岸産が、約三分の一を占めるという。
『耳つり』養殖方法とは…。
1960年代から、道内に広まった生産方法。
ホタテを海中にロープで吊るす養殖方法。
毎年6〜7月頃、玉ねぎ袋(目の細かい網)を海中に沈めて置くと、
2〜3ミリの大きさの稚貝がつく。
2〜3ミリの大きさの稚貝を 養殖用かごに入れ沈めて、
9月頃から 沈めているかごの中の、ごみを取り除き、間引いて別のかごに入れ替えます。
翌年、3月頃 いったん回収して約5〜6センチ以上に育った貝のみに、穴を開け、テグスなどで15センチ間隔につるして海に戻す。
(この作業が、耳づりと呼ばれる作業です。↓)
さらに、翌年 2月〜3月に2年貝として出荷し、2年貝をさらに ごみを取り除き、間引いて
別のかごに入れ替え海に沈め 翌年 3年貝として 出荷します。
仕事風景
仕事風景も紹介。
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お手伝い(?)の準備。 2003年春 |
養殖方法
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ みみづりの作業風景。 (のぞみ3歳 春 みみづりデビュー) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ |