帝国華撃団(帝撃)とは、正規の軍隊や警察などでは太刀打ちできない魔物などと戦うべく結成された秘密部隊である。 帝国華撃団には、花組以外にもその目的に応じたいくつかの部隊が存在する。 そしてすべてが帝撃にとって重要な存在となっている。 帝国華撃団の本部は、銀座・大帝国劇場の地下にあり、支部は浅草・花やしき遊園地の地下にある。 支部には、霊子甲冑や兵器を生産する工場が設置されている。 帝国華撃団の所持している武器や装備は軍隊に匹敵、もしくはそれ以上とも言われているが、帝国華撃団自体は陸海軍にも警察にも属 さない組織であり、その指揮系統は総司令官の米田一基に集約している。 また、帝国華撃団のバックには政界の大物・花小踏伯爵(花小踏頼恒) や神崎財閥の総師・神崎忠義などがいるとされ、政治的にも財政的にも内外からの強いバックアップを受けている。 帝国華撃団の最初の敵は平和を脅かし魔物を操る悪の組織黒之巣会黒之巣会に対しては通常の武器では効かないため軍隊や警察は手足が出ない。 そこで有効になるのが帝国華撃団なのである。 また、帝国華撃団は秘密舞台と言う裏の顔とともに表の顔も持っている。 すなわち帝国歌劇団(帝劇)である。 帝国歌劇団としでは、花組が舞台女優としで銀座・大帝国劇場に、風組みが従業員として花やしき遊園地に勤めている。 通常、帝国歌劇団の収入は、この2ヶ所である。 帝国華撃団は秘密部隊であるため、劇場や遊園地に来るお客には、彼らの正体は絶対に秘密であり、これらの場所で帝都を守る秘密部隊としての素顔を見せることは絶対にない。 ◇帝撃組織関係図◇ |