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元々スミスチャートは受動回路を反射係数円内に表示するもので、反射係数が1より大きくなる
負性抵抗回路は円外の領域外にプロットされてしまいます。 しかし反射係数は、Γ=(ZL-Zo)/(ZL+Zo) で定義されますから、「負のZnr」に代えて、 「正の-Znr」をプロットすれば、スミスチャート内に表示することが可能になります。 以下では、そのようにして負性抵抗をスミスチャート内に表示しています。 そのような回路に、ちょうど重なるスミスチャート値を持つ受動回路を接続すれば、 接続点で入射波と反射波が互いに相補する関係になります。-Znr のプロット値のほうがより中央にあれば、 より大きくなった反射波を得られるのでそれが「発振の条件」ということになります。 注 実際の回路はより詳細のパラメータが係ることになります。 |
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