カーボン・ファイバー
カーボンはこれまでチェロにはありましたが、最近コントラバス用に製作していただける方を見つけたので、早速つくっていただきました。
すると、楽器によっては音の抜けがすごくよくなって、明るくかつチタンのようにキンキンにならず柔らかな響きが出るようになりました。
演奏するときの弦の抵抗も非常に少なく感じられるようになり、エンドピンの材料としてはかなり良いものだと判りました。
ただ、床に刺さる先端までカーボンにはできませんので、先端は金属となります。
鉄・タングステン・チタンで作っていただきましたが
鉄がオーソドックスで軽すぎず一番いいかなと感じました。
真鍮
真鍮は銅と亜鉛の合金です。その割合によりますが、鉄よりも質量は大きくずっしりしますが、硬度は鉄よりも柔らかいようです。
感触としては鉄にちかく弦も十分な弾きごたえを感じることができますので、馬力の有る奏者には向くかもしれません。
私が感じたのは、鉄の方が音がストレートで、真鍮は何かもっと余分な音が多くなっているように思いました。
カーボン・真鍮のエンドピン製作者
こちらに注文すれば、カーボンや真鍮のエンドピンを製作していただけます。
大阪市城東区新喜多東1-13-7
 見附 淳一さん
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