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エンドピンについて
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エンドピンは、一見大したことのないようなパーツですが、以外と音に 与える影響は大きいものがあります。 通常、用いられている材質は、木、鉄、アルミ(パイプ)等ですが、鉄 の直径1センチのエンドピンが一般的だと思われます。 木製のものは軽いのですが、長年使用しているとやはり弱いので曲がって くることがあります。 アルミパイプは、かなり直径が大きくなっているので、これを替えるには ソケットから交換する必要があるので、他の材質のエンドピンに簡単に替 ことができません。
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チタン
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チタンは堅くて軽い金属です。ゴルフクラブのヘッドや腕時計等でも用い られており馴染みの金属になっています。 コントラバスでは、このチタンをエンドピンやテールピースに使う奏者も 増えています。 楽器の音の抜けと言いましょうか音の通りがよくなったり、ヴォルフという 狼音(楽器の固有固体振動数と同じ音を弾くと楽器自体が振動して、よく音 が鳴らなくなること)の程度が軽くなるなどの利点が有るようです。 ただ、楽器によっては、音が明るくなることから、軽薄になるといって、こ れを嫌うプレイヤーもいます。
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タングステン
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これは鉄よりもかなり重い金属です。最近はこのタングステンでできたエン ドピンも作られています。 その重さから、また値段(非常に高価です。)から、あまり長いものを使う ととんでもないことになってしまいます。 音はその比重のようにズシンと重くしっかりするとのことですが、小生実 物をつけて弾いたことがないのでよくわかりません。 ただ、重すぎて楽器によっては逆に楽器の響き押さえてしまうこともあるようです。
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