ベルリンドイツ交響楽団
かつての西側(RIAS)の放送交響楽団, 現在は、ベルリン・ドイツ・交響楽団、通称DSOと呼ばれています。シェフはケント・ナガノで、ここのソロバスにはかつて日本人の赤星さん賀就任していました。
ケント・ナガノの後任はインゴ・メッツマッハーだそうです。
ちなみにRIASとは、RADIO IN AMERICAN SECTERの略です。

ベルリンドイツ響に行ってみよう

ベルリン放送交響楽団
もう一つの放送交響楽団、通常ルンドフンクと呼ばれているベルリン放送交響楽団。読響のシェフであった故ハインツ・レークナー氏やラファエル・フリューベック・デ・ブルゴス氏が音楽監督でしたが、今は、マレク・ヤノフスキがシェフを務めています。
旧東側のオケで、古くさい感じは若干有りますが、まじめで音の厚い、いかにもドイツのオーケストラという音がします。
毎年暮れには、SFBのスタジオや、コンツェルト・ハウスで日本と同じようにベートーヴェンの第9を演奏しますが、ここの第9を聞くと、そのコアの男声の響きはさすがで、やはりヂモティーは違うなと思い知らされます。人数は本当に少ないのにあれだけの響きが出るんですから。ブラスの響きも素敵!
ルンドフンクに行ってみよう

ベルリナーシンフォニカー
ちょっとレベルは落ちるのでしょうが、SOBと呼ばれている旧西ベルリン市のオーケストラ。ここも結構聞けました。
バスの主席はノルドシュトルムというアメリカ人ですが、モーツァルトのコンサート・アリア「この美しい瞳の為に」で、立派なソロを聞かせてくれました。通称ランディといって、ベルリンフィルのシュトールなんかとも仲良くしてるようです。現在、読響の主席クラリネット奏者である四戸氏は、かつてこの楽団の主席でした。
数年前から、ベルリン市の予算の影響をうけ、存亡の危機にさらされ続けていましたが、ついに終焉となりました。
ランディも今はヘルフォードの北西ドイツフィルで弾いています。



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