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私は不覚にも、ン十年ぶりに採集を再開して初めてこういう言葉があることを知った。「圧」がつく言葉で今まで使っていたのはせいぜい「高気圧」「低気圧」「血圧」くらいであったため、これで4個に増えてとてもうれしかった…というほどでもないのですが、ふと「プレッシャー」という言葉に変換したとたん、プレッシャーに負けて試験に落ちたようなイヤ〜な思い出がよみがえり、そのとたん、採集者が狭い野山に大勢押しかけ、樹皮をはがしたり、煙幕突っ込んだりして根こそぎムシを略奪している風景が頭に浮かんできたのでした(私だけではありませんね、きっと)。 そこで今回は、イメージとしての採集圧を数値化すべく、クワカブの住む広葉樹林の面積を人口で割り算して、「都道府県別・採集圧ランキング」を算出してみました。あくまで広葉樹林には同じ密度でムシが生息していると仮定し、採集者が自分の都道府県内で採集するというのが条件ですが…。また、人口には0歳児やお年寄りなどの「明らかな非採集者」が含まれてしまいますが、どうせ遊びですんでそのへんは目をつぶりましょう。 では結果発表! 堂々1位の大阪、一人当たりわずか4m四方の広葉樹。ヨーイドン!で全府民が広葉樹林に散ってかくれんぼしても、すぐ隣に人がいるってことか? (そんなことしません) まあ、東京も似たもんだ。採集圧最下位!っていうか、名誉の自然度NO.1は、でっかいどう北海道。これで本場の針葉樹林を加えたらいったいどうなるんでしょ? |