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	東京の都心から20〜30kmの武蔵野の雑木林を中心に、埼玉県全域で クワガタやカブトムシを観察したり採集しています。たまに県外へ遠征する こともあります。冬季は主に、採集地の下見を行なっています。 外国産昆虫の情報はありませんが、関東平野の夏季の樹液場を代表する データにはなるかもしれません。 身近な雑木林でも、十分楽しめることが伝えられればと思います。
	【武蔵野ってどこ？】    東京都と埼玉県にまたがる台地です。西は青梅、東は「山の手」とよばれる東京23区、南は多摩川、北は荒川と入間川にかこまれた地域です。都市化が進み、東側ではほとんど雑木林は見られなくなっています。今でも雑木林が多く残るのは、「トトロの森」で有名な狭山丘陵や、埼玉県川越市、狭山市、入間市、所沢市、ふじみ野市、新座市、東京都青梅市、瑞穂町、清瀬市あたりでしょう。今から300年ほど前から、畑を開墾するときに多くの雑木林が作られました。
	「採集アドべンチャー」「採集カレンダー」「採集パノラママップ」「樹液食堂の24時間」では、いつ、どこで、どんな種を、どうやって見つけられるかを初心者にもわかりやすいように説明しました。表現不足でわかりにくい部分がありましたら、お手数ですがメールでおたずねください。   そのほかのコーナーにはマニアックな内容もありますが、興味のあるところをつまみ食いしていただければ幸いです。
	採集地や写真撮影地に関するお問い合わせは、原則としてご遠慮ください。採集地のほとんどは私有地です。土地所有者の好意で「土地を荒らさない自然活動ならば…」と、立ち入りを黙認してもらっているのが現状といえましょう。万一、ネット上で採集地が公表されますと思わぬ採集圧がかかり、土地所有者に迷惑をかける恐れがあります。 また、昆虫採集の楽しさや魅力は、昆虫そのものを採る瞬間だけではなく、採集者が各自でポイントを探すところから始まっているとも思います。探すためのヒントは可能な限りお伝えしています。地図（地形図）をたよりに、郊外を探してみてください。雑木林は「とても大きい目標物」ですから、きっとすばらしいポイントが見つかると思います。