顎力測定器Ver.2 の製作
 前回製作の1号機はややクリップ部分の加工に難があり、より少ない作業工程で再現性をいっそう
高めたのが今回の2号機です。
【材料】
1.L字型ブックエンド(1号機と同じ)
2.5cm角ぐらいの木材

3.L字金具(ビス止め用の穴が数ヶ所開いているもの)…2本
4.伝達用の棒(直径1cmほどの木材)
※L字金具に貼った顎保護用のコルク板、および足場用のマジックテープ(白)は、結果的に不要。
【製作方法】
1.デジタル料理はかりの高さに合わせ、木材とL字型ブックエンドを接着剤で固定します。
2.上側のL字金具は動かぬよう、タッピングビスで固定します。
3.下側のL字金具は上下に回転するよう、一ヶ所だけ緩くビス止めします。(右から2番目の穴)
4.下側のL字金具と伝達用の棒の側面をビス止めします。(右から3番目の穴)

※伝達用の棒は、短い方がよい。
▲顎保護という観点では、コルク板は意味が
ありますが、顎が食い込む分クッションになり、瞬間的な最大値が低くなります。
▲手持ちで顎の先がちょうど穴に入る
ようにし、もう一方の手で顎を開こうと
すると、逆に締め付けるので、測定には
適しています。
測定結果発表!
順位 種類 体重 体重増減 顎力 体重1gあたりの顎力
オオクワガタA 10g 1g 875g 87.5g
ヒラタクワガタA 4g
±0g 830g 207.5g
ノコギリクワガタC 4g 初参加 424g 106.0g
コクワガタA 2g
初参加 190g 95.0g
パワーウエイトレシオでみるとヒラタの力が際立ち、オオクワはコクワとほぼ同じ値に
とどまっています。