・・・・・・どれも立派なクヌギです。
が、なぜか樹液が出ていないし、
洞や樹皮のめくれも少ないようです。
カブトやクワガタも見つかりません。
▲根元を掘ろうとしたが、落ち葉も少なく
地面もかたくなっている。
「電柱のようなクヌギ」の林は、川沿いに自然に生えているクヌギに多い特徴です。が、人家(畑)の近くで全然切られず育った場合にも見られます。おそらく植えられた数十年前、ちょうど石油やガスなどの燃料が普及し、クヌギを薪(まき)などに使わなくなり、一度も切られずまっすぐに高く育ったと考えられます。 近くに朽ち木や落ち葉床があればクワガタ・カブトムシはいますが、樹皮もきれいでポイントをしぼりにくく、意外に探しにくい場所です。
←根元を何回も切られたクヌギは、このように根元がふくらんで、新しい芽が何本かの幹に分かれて成長しています。
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