記事タイトル:聖母マリアには一人子イエスしか子はいなかった 


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お名前: 小牧 瑞夫(こまき みつお)   
 聖母マリア様には神の聖霊で身ごもったイエスしか子はいなかった。・・・
『それから故郷に帰り、会堂で教えられると、人々は驚き、「あの人はどこから知恵と奇跡
を受けたのだろう。あれは大工の子ではないか。母はマリアと呼ばれ、兄弟はヤコボ、ヨゼフ
、シモン、ユダではないか。それなのに、どうしてああいうことを知ったのだろう」と言い
合った。人々(群衆)は、イエスとは何者だろうかと思い惑った。イエスは、「預言者が
軽蔑されるのは、自分の国、自分の家の中だけである」と言われた。』(マテオ13:54
−57)
 聖書学の基本は、聖書が誰の言葉で、誰の発言で記されているかです。イエスはこの世の
王を望む≪群衆≫には『聞いても解らぬように、たとえで話すのである』(ルカ8:10)
と言われました。≪群衆≫の発言は≪誤り≫の発言として記されているのです。
 イエスの兄弟と言われるこの4人は、イエスの従兄弟(いとこ)であった。
「ヤコボとヨゼフの母マリア」(マテオ27:56)(ヨハネ19:25)とあるように、
ヤコボとヨゼフは、【アルフェオの妻マリアの子(クロパの子)】と言われる。
「アルフェオの子ヤコボ、タデオ、熱心なシモン」(マルコ3:18)(マテオ10:3.4
)。またユダは、ヤコボの実の兄弟である。「アルフェオの子ヤコボと熱心者と呼ばれる
シモン、ヤコボのユダ」(ルカ6:15−16)。「キリストのしもべ、ヤコボの兄弟ユダ
より」(ユダの手紙1:1)。後に、エルサレムの司教となったシモンは、エウゼビウスに
よれば、【クロパの子】である。「イエスに仕えてガリラヤからついて来ていた人たちで、
そのうちにはマグダラのマリア、ヤコボとヨゼフの母マリア(アルフェオの妻マリア)、
ゼベデオの子らの母(マリアサロメ)などもいた」(マテオ27:55−56)。
 ちなみに、収税人マテオは【アルフェオの子レビ】でした。『≪レビ≫という税吏が、
収税所に座っているのを見られ、「私について来なさい」と言われたので、彼はすべてを
おいて立ってついて来た』(ルカ5:27−28)。『その通りがかりにアルフェオの子
レビが収税所に座っているのを見、「私についてこい」と言われた』(マルコ2:14)。
[2006年12月28日 23時16分42秒]

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