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法情報学講座(1998/5/19)概要
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ネットワーク社会と法の課題
(1)新しい活動の領域<サイバースペース>の出現
サイバースペースとはどういう空間か
時間と空間を超えた新たな人間の活動領域
・対面コミュニケーションから非対面のコミュニケーションへ
・1対1のコミュニケーションから1対nのコミュニケーションへ
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(2)インターネットによってもたらされたサイバースペース
サイバースペースは何によってもたらされたか
インターネットによって
パーソナルコンピュータとあらゆる種類のコンピュータを接続することにより個人がグローバルにコミュニケーションできる可能性が生まれてきた。
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(3)サイバースペース特有の課題
・ボーダレス化による課題
国家を中心とした法体系では対応不能
条約など国家間の取り決めによっても対応は難しい
サイバースペース内の自律にまかせるほかないのではないか
・電子ネットワーク化による課題
非対面取引、電子決済の普及等にともなうもの
(例)ネットワーク上の本人特定の方法、電子化された書類の認証
現行法で対応可能の領域もある
新たな立法と既存の法律の適用
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(4)リアルワールドとサイバースペースとによる二重構造の社会とその課題
ネットワークによって作り出される社会と既存の社会とを相対的に区別し、 サイバースペースの法秩序を創り出していくべき。 規制緩和など現法体制の根本的な捉え直しの一助にも。
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法情報学の講義を受講の学生の皆さん必読の情報をピックアップしていきます。
(毎週月曜日に更新)
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講義(1998年5月19日)の模様
大学の先輩で、在学中から法学についてさまざまなことを教えていただいている加藤直隆先生の法情報学の講座でお話をさせていただく機会を与えていただきました。LANに接続されたパソコンが揃っていて、整った環境で学ぶ学生さんたちがうらやましくなりました。この環境を使っていろいろなことができそうです。再び皆さんにお目にかかるのを楽しみにしています。(原)
|  講義開始前の学生の皆さん |
 準備中の加藤直隆講師 |  ネットワークでの体験を語る原 |
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原 秀介(e-mail:hidesuke@msg.biglobe.ne.jp)
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