さきがけホームページ開設2周年


手づくりメディアに大きな誇りを


 新党さきがけのホームページが、文字通り他に先駆けて開設され てから2年。折りにふれて他の政党のホームページと比較しながら ウォッチをさせていただいてきました。

 2年前に比べて各政党のホームページは、提供される情報の量や 制作の技術について大きく進歩しています。このところ資金力の差 が次第にホームページにもみられるようになってきました。しかし、 さきがけのホームページは、相変わらず、低予算でやっているよう です。しかし、これは恥じることではありません。むしろ誇るべき ことです。ホームページでは、カネをかけずに多くの人に政策や政 見を伝えることができます。それがこれまでの政治コミュニケーシ ョンのメディアと違うところです。もし、カネをかけなければ多く の人々の目に触れるホームページを開設できないということになれ ば、他のカネのかかる政治活動や選挙運動のように制約を受けるよ うになります。

 新党さきがけがホームページにカネをかけていないのは、たまた まそうせざろうえないからかもしれません。しかし、カネをかけな い積極的な意味も忘れていただきたくないのです。新党さきがけが 大政党になっても、決してホームページにカネをかけないで欲しい と思っています。ホームページでは私たちのポケットマネー程度の 費用で政治コミュニケーションができるということを示し続けて欲 しいのです。

政治資金収支報告書公開を高く評価する

 もう一つぜひとも続けて欲しいことがあります。政治資金収支報 告書の公開です。政治資金収支報告書が政治とカネについての実態 を明きあらかにしたものではないことは承知していますが、それす らも自ら積極的に公表しようといない政党の姿勢には疑問を呈さざ ろう得ません。新党さきがけに続いて、ホームページ上での政治資 金収支報告書の公表を行う政党が現れないのは残念なことです。

 新党さきがけのホームページで、市民の知りたい政治情報がもっ と提供されることを期待しながらこれからもウォッチを続けていき ます。(原 秀介)

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新党さきがけの機関紙『通信さきがけ』第29号より

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