ここでは、人名以外の固有名詞を中心に、作品中の重要語句を取り上げた。
項目欄の「章」欄は、その事物が最初に話題となった章番号を示す。
名 前 | 説 明 |
章 |
真理計(アレシオメーター) | その名のとおり真実を示す働きを持つが、意味を読み取るには熟練が必要。ライラは天性の才能で読み取れるようになった。現存するのは2つだけである。 | 1 |
アンバリック | ライラの世界で用いられる「エレクトリック」と同義の言葉。 | 3 |
インターシジョン | 人とダイモンを切り離すこと。 | 9 |
見守り手(ウォッチャー) | 「天使」の別名。 | 6 |
エサハットル | 「神秘の短剣」を指す。アスリエル卿の勝利の鍵を握るアイテム。 | 13 |
エナラ湖 | ここにセラフィナ・ペカーラの家がある。 | 2 |
天使(エンジェル) | 純然たる精神的存在。 | 2 |
王立地質学博物館 | ライラの世界にある。かつて、ライラがコールター夫人とともに訪れたことがある。 | 4 |
監督法院 | ライラの世界における教会の組織のひとつ。 | 2 |
組合(ギルド) | 「交差点の世界」において、自然科学や錬金術に長けた学者が結成していたもの。 | 6 |
雲マツ(クラウドパイン) | 魔女が空を飛ぶときに用いるマツ。 | 2 |
崖鬼(クリフ・ガースト) | 近づくものならなんでも襲う悪鬼。集団で行動する。 | 2 |
ほら穴(ケーブ) | メアリー・マローン博士らが研究室のコンピュータにつけた愛称。 | 4 |
「交差点の世界」 | 各世界をつなぐ働きをする特殊な世界。チッタガーゼはここにある。(本編中で固有の名前を与えられてはいないが、重要な舞台となる世界なので項目を起こすことにした。) | |
サミルスキー・ホテル | ノバ・ゼムブラにあるホテル。 | 6 |
サモエード族 | 第1部でライラをさらった猟師の一族。 | 4 |
サンダーランド通り | ウィルが「窓」を見つけた場所。 | 12 |
サンテリア | チッタガーゼと同じく「交差点の世界にある街。 | 3 |
実験神学者 | ライラの世界でダストを研究している。物理学者に相当する。 | 3 |
ジプシャン | ライラの世界でライラを保護していた一族。 | 2 |
シャーマン | まじない師のこと。タタール族となったグラマンはその地位についている。 | 6 |
影(シャドー)粒子 | メアリー・マローン博士らのチームが発見した物質。自らの意識を持つ。すなわち「ダスト」そのものである。 | 4 |
ジョーダン学寮 | ライラの世界のオックスフォードにある。 | 2 |
神秘の短剣 | 本編の最重要アイテム。シャドー・カラーの「全ての物質を切れる刃」と銀色の「世界を切り開く刃」がついている。 | 8 |
スクレイリング人 | ライラの世界に住む民族のひとつ。 | 6 |
スバールバル | パンサービョルネの王国がある極北の島。ライラの世界にある。 | 2 |
スペクター | 「交差点の世界」に巣食う謎の魔物。大人だけを襲う。 | 3 |
セント・ジョン学寮 | ライラの世界とウィルの世界に共通して存在する学寮。 | 4 |
「ゾンビ」 | ダイモンを切り離された恐れや疲れを知らない戦士のことをランセリウスがこのようにたとえた。 | 2 |
暗黒物質(ダーク・マター) | メアリー・マローン博士らのチームが捜し求めているもの。「ダスト」そのものである。 | 4 |
暗黒物質(ダーク・マター)研究室 | メアリー・マローンが勤めている研究室。 | 4 |
タイミル | 魔女の一族の名。ボルバンガーと手を結んでいたが、裏切られた。 | 2 |
ダイモン | 守護精霊。ライラの世界の人間は必ず持っている。持ち主が思春期を迎えると形が定まる。ライラの世界の人間でなくてもダイモンを持つ場合がある。 | 1 |
ダスト | 本シリーズの重要なキーとなる物質。さまざまな呼ばれ方をする。子供には少なく、大人には多いのがひとつの特徴。 | 1 |
タタール族 | トラを崇める種族。 | 2 |
チガーゼ | チッタガーゼの略称。 | 3 |
チッタガーゼ | ライラとウィルが出会った街。「交差点の世界」にある。 | 3 |
デーモン | 初めてライラからダイモンに関する説明を受けたとき、ウィルはこう勘違いした。極めて暗示的である。 | 1 |
テレウタイア・マハイラ | 「最後の短剣」の意。すなわち「神秘の短剣」を指し示す。「エサハットル」とも。 | 15 |
ドイツ帝国学士院 | 「ベルリン学士院」の項を見よ。 | 6 |
天使の塔(トーレ・デリ・アンジョリ) | チッタガーゼに建っている塔。大切なアイテムが隠されている。 | 6 |
トロールサンド | ライラの世界にある。魔女の領事館が置かれている。 | 2 |
ナバホの指輪 | 銀とトルコ石でできた指輪。リー・スコーズビーの形見。ジョパリが持っていた。 | 10 |
ヌニアタクの発掘 | ジョン・パリーが失踪した調査。 | 4 |
ノバ・ゼムブラ | グラマン博士の消息が最後に聞かれた土地。ライラの世界にある。 | 2 |
ピットリバーズ博物館 | ライラが第4章で入った博物館の名前 | 12 |
ブラッドモス | 傷を癒す効果の高いコケのような物質。 | 6 |
ベイリャル学寮 | オックスフォードに存在する学寮。ライラの世界にも存在する。 | 3 |
ベネ・エリム | 「天使」の本当の呼び名。 | 6 |
ベルリン学士院 | グラマンが所属していた。「ドイツ帝国学士院」とも。 | 6 |
ポーランド人 | ライラの世界に住む民族のひとつ。 | 6 |
ボドリー図書館 | オックスフォードにある図書館。ライラの世界にも存在する。 | 3 |
ボルゴルスク | 魔女の一族の名。 | 2 |
ボルバンガー | 『黄金の羅針盤』で子どもたちを忌まわしい実験に供していた研究所のある場所。 | 2 |
「窓」 | ひとつの世界を別の世界とつなぐ場所。 | |
緑色の皮の文具箱 | パリー夫人が隠していたもの。夫からの手紙が入っていた。 | 1 |
モスクワ人 | ライラの世界に住む民族のひとつ。 | 6 |
ヤンブ・アーカ | 魔女にとっての「死の神」。 | 2 |
ユニセイ・パクタール族 | タタール族の一支族。グラマン博士が仲間に加わっている。 | 6 |
ヨルバ人 | ライラの世界に住む民族のひとつ。 | 6 |
ルサコフ粒子 | ライラの世界における「ダスト」の別名。 | 4 |